高校時代の友人Aが彼女の旦那様=Tさんとスイスで結婚式を挙げ、その後ベルリンに遊びに来ました!
たったの2日間の滞在なので、いかに効率よく観光&買い物が出来るかが勝負(?)と思い、色々プランを考えてみたが、ベルリンに住んで9年、実はベルリン観光をしたことがなかったのです。
ドイツ人の友達や、ドイツ・ヨーロッパに住んでいる日本人、またドイツに住んでいた日本人の友人・知人は何度も家に遊びに来たことがあるけれど、日本の友人がベルリンに遊びに来るのは初めてで、一般的に日本人がベルリンを観光する場合どこに行くのか、何が見どころなのか、さっぱりわからず・・・・・
なので、ネットで調べてみたり、ベルリン在住の日本人に日本からのお客様はどこに連れて行くのかとか情報収集して、あとAたちが行きたいところを聞いて調べて、なんとかプランをたててみた。
が、しかしいきなり予定外の展開に・・・
オットがこの日はWuppertalというところでコンサートで朝から電車で移動し、翌日はBraunschweigでコンサートだったので、朝オットを見送って戸締りしてたら、二人を迎えに行く時間が30分おしてしまい、でもAたちにとっては30分でも貴重な時間なので早めにホテルを出てアレクサンダー広場に移動していました。
で、アレクサンダー広場で2人と会い、Tさんとは初対面だったので、はじめましてのご挨拶。
私が計画したプランでは、フリードリッヒ通り駅で会って、そのままフリードリッヒ通りを歩いて、途中ブランデンブルグ門を見て、またフリードリッヒ通りに戻って、ショッピングしつつチェックポイント・チャーリーまで行って壁博物館、時間があればユダヤ博物館、その後ハッケッシャーマルクトに移動って考えていたのですが、アレクサンダー広場にいるので、そのまま歩いてハッケッシャーマルクトの方へ移動しました。
が・・・・
朝早すぎて、お店がまだ開いてない(涙)。
気温も低くダブルでさむ~い感じ。
やっと11時を過ぎると少しずつお店も開いてきて、なんとかお勧めのお店をまわる。
お二人の購買意欲に圧倒されつつ、Aが日本から持ってきたベルリンのガイドブックに載っているお勧めの店や商品のマニアックさに驚きつつも、少しずつお二人が欲しい物(?)を把握。
大幅に予定変更で、ブランデンブルグ門も壁博物館もユダヤ博物館にも行けず、ひたすら買い物Dayとなった。
でも、それは仕方がないこと。だって、この日は土曜日で、翌日は日曜日。日曜日はお店がほぼ閉まってしまうから、この日しか買い物が出来ないのだから。
観光は日曜日にすればよいこと。
夜は、我が家にも寄りたいとのことだったので、家の裏にあるビール醸造所+レストランで夕食。
ここではもちろんここで作ったビールが飲めるし、味もとってもフルーティーで私は大好きなビールのひとつなのです。
料理も超・ドイツ飯なので日本から来た2人にはぴったりのレストラン。

0.5Lの生ビールが付いてこれが一人前!!
食事の後、我が家へ移動し、Tさんは白ワイン派と聞いていたけれど、どうしてもスペインの超美味しい赤ワインを飲んでほしくて、勝手に赤をご用意(一応、ドイツの白ワインも用意してたけど)!
2時半まで楽しく呑みました~
翌日、Aたちは一緒に旅行をしている先輩2名とともに、朝早くから東駅の蚤の市とベルリンの壁を見に行ったそうな。
元気やなぁ。
私は朝起きれず、不参加。
でも今思えば、頑張って参加すればよかったと後悔。
ベルリンに9年住んでるけれど、まだ東駅の蚤の市も壁にも行ったことがなかったから。
(車から壁を見たことはあるが・・・)
お昼に壁博物館で待ち合わせて、Aの先輩2名とはじめましてのご挨拶。
5人で博物館に入った。
しかし、
入場料高い割りに写真ばっかりで狭くて人が多い・・・・こんな博物館だったとは知らなかったわぁ。

Aと壁博物館のベルリンの壁の一部の前にて
そのあと先輩2名と別れて、Tさんがお腹がすいて動けなくなったので、ベルリン名物(?)デュナー・ケバブを食べることにした。
腹ごしらえの後、いよいよユダヤ博物館へ。
私は、親友=カトリンがベルリンに来た際2人で見学したが、そのときにこのユダヤ博物館内に展示してあるはずの、私の友人でワイマール音大のドイツ語の発音の先生=Alenaの写真を見つけることが出来なかったのが心残りだったので、もう一度Aたちと見学することにした。

赤いザクロの形の紙に願い事を書いてこの木に吊るすと願いがかなうそうな・・・
見学中、ふと写真のオブジェ(?)を見ていると、どこかで見たことのあるような顔が!
『あ!Alenaの子供のときの写真だ!』
写真のオブジェのスイッチを押すとAlenaのインタビューが流れてきた。
彼女の話はとても感慨深かった・・・・
今回は見つけれてよかった。

7時には再び先輩2名と合流して、ピザの美味しいイタリアンに行く予定だったので、急いでブランデンブルグ門へ移動。

バスでそばを通ったことも何度もあるし、いつでも見れると思って実際門のそばまで行ったことがなかったので、『へぇ~こんな風になってるんだぁ。』って感じでした(笑)。
Aの要望で地元の人のみぞ知る美味しい店に行きたいとのことだったので、石釜で焼く薄皮のピザが美味しい、予約なしでは座れないお気に入りのイタリアンへ。

でもなんか、一枚焼けすぎでズッキーニとか黒こげのような・・・・
ピザの種類が豊富なので、チョイスがいまいちだったような・・・・
もしかしてオットの焼く手作りピザのほうが美味しいかも・・・・
いやいや、飲んで食べて楽しかったし、OKだよね?
デザートを食べてからお店を後にし、地下鉄の駅でお二人とお別れのハグをして、お見送り。
そのあと、コンサートを終えベルリンに帰ってくるオットを迎えに行き、オットの遅い夕食に付き合い、帰宅。
今回、A&Tさんのおかげで普段のベルリンでの生活では絶対見なかったであろう観光スポットを少しだが見ることができて、私にとっていい経験となった!
最後にA&Tさん、結婚おめでとうございます
末永くお幸せにね
