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ソプラノ 川島幸子

Author:ソプラノ 川島幸子

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2005/04/28//Thu * 22:01
衣装合わせと水泳と

お昼に、6月にEkhofフェスティバルでやるモーツアルトのオペラ”劇場支配人”の演出家、舞台美術・衣装のデザイナー、衣装の縫製をする人と会い、私の役(=マダム・ヘルツ)の衣装のデッサンを見せてもらったり、私の体のサイズを測ったり、仮縫いが出来た時に実際試着してみる日を決めたりと、細かい打ち合わせをしました。

音楽稽古や演出家との稽古が始まるのは6月初旬なのですが、もうすでに色々なことが着々と進んでいるようです。
マダム・ヘルツの衣装は、バロック調のデザインですがとてもカラフルで素敵なドレスでした。髪型は金髪のカツラをつけるそうです。(金髪のカツラはこれで2回目ですが・・・・)今までやってきたオペラでの衣装はかなりモダンなものや、飛んでるデザインのものが多かったので、初めて”超オペラチック!”な衣装で嬉しいです(笑)。

この日の打ち合わせは、演出家のご主人が経営するレストランでやったのですが、たまたま家に帰ってベルリンのレストランガイドを見ていたら、どこかで見たことのある女性の写真が・・・・。そう、このレストランで食事をする演出家の写真でした(笑)。それにこのレストランは人気レストランの第7位でした。今度はお客として是非行ってみたいです。

夜は、週2回通っている市民プールに行ってきました。1200mほど泳いで帰宅。

この週2回のプール通い、去年の8月から始めたのですが、なんとかいままで続いています。市民プールなので入場料は300円程度。冬は寒いので「あぁぁ、今日はさぼっちゃおうかなぁ・・。」って思う日も多々ありましたが・・・・。オペラをやるようになって自分の体力のなさを痛感し「これじゃダメだ。」と思って始めたのがこのプール通いなのです。幸いプールで知り合いに会うこともなく(笑)、こっそり(爆)泳いでおります。はっはは。

ドイツのプールでは、泳ぐ前にシャワー室で水着を脱いで全身を石鹸でしっかり洗ってからしか入れません。(シャワー室のドアに注意書きが書いてある)そして泳いだ後もまたシャワー室で全身しっかり洗って、着替えて、一回10円くらいの備え付けドライヤーで髪を乾かしてから帰ります。(もちろんぬれた髪のままで帰る人もいます)
プールに行くまでは「あぁ、面倒だから行くのいやだなぁ~」って思うのですが、泳いだ後の爽快感といったら!と言うわけでプール通い、当分続けることができそうです。



写真:Diaryの内容とはまったく関係ない写真ですが,近所の公園にある湖にいたカモのカップル♡
2005 04.28



2005/04/25//Mon * 20:36
Herzstueck

今日はベルリンのTheaterdockというところでギタリスト(クラシックギター)のヨハネスのコンサートに賛助出演で歌ってきました。

今日のプログラムはオール現代曲。私が歌ったGoldmann作曲、ハイナー・ミュラーのテキストによるソプラノのためのミニモノローグオペラ”Herzstück”は、2003年に作曲された曲で、ソプラノとギターとフルートという組み合わせ。超現代曲ってことはなく、メロディーもあって(笑)なかなか面白い曲です。

テキストがAとBの対話になっていて、一人二役で歌います。音楽がとても上手くAとBのキャラクターをそれぞれ違うように表現してあるので、AとBの対話を歌い分けて表現することができました。

コンサートの後半は客席でヨハネスの演奏を聴き、ギターのありとあらゆる技法を駆使した現代曲を堪能しました。えんぴつでギターの弦を弾いたり、アンコールではあらかじめ録音していた音をスピーカーから流し、それに重なるように演奏し最後にはピッタリ録音と共に終わるという不思議な曲も演奏していました。

でもオール現代曲の演奏会というのは、ちょっと聴く方にとってはきついものがあると思いました。聴いていて目が回るというか、集中して聴かないとよくわからないのでリラックスして聴けない・・・・・。やはり聴き手のことを考えたプログラム作りって大切ですね。

それにしてもヨハネスはとってもいいギタリストだという事を今日また再確認できました。今度は彼のギターでファリャの”7つのスペイン民謡”とか歌ってみたいです。

明日は6月のオペラの衣装合わせ。どんな衣装なのか楽しみです!

2005 04 29
写真:フルートのシーチュン・私・ギターのヨハネス



2005/04/23//Sat * 23:26
どんくさい?!

今日は久しぶりにベルリンの繁華街へ繰り出しました。お天気もよくお気に入りのオープンカフェへ向かいました。が・・・・。なんと改装中で休業中。残念。
で、気を取り直して次なるオープンカフェへ。が・・・・。満席で座れず・・・・・。

結局オープンカフェはあきらめ、普通のカフェへ。無事?Latte Macchiatoを頂く。でもこんな天気のいい日にはやっぱり外で飲みたかったなぁ。

ベルリンでの生活も3年が過ぎ、ひろ~いひろ~いベルリンにも少し慣れてきました。ベルリンに来た当時はよく道に迷ったり、地下鉄の多さに一体どれに乗ればいいんだろうか?と迷う事多々あり、方向オンチの私にとって大変でした。
どうも私は”方向オンチ”+”どんくさい”なので、ドイツに来てからも様々なドジな話がつきません。

つい先日、6月にGothaのEkhofフェスティバルで歌うモーツアルトのオペラ”劇場支配人”のマダム・ヘルツ役のオーディションがあってGothaという町に行ったときの話。
Gothaの中央駅から会場に向かう時の路面電車がものすごくのろのろ運転だったので、「こりゃ、降りる駅まで30分はかかるな。」と思って外の景色を眺めながら、それでも電車の中の電光掲示板の駅名に注意しながら乗っていたのです。なのに1時間乗っても降りるはずの駅には着かず、気がついたらまわりは麦畑ばかり・・・。「これはおかしい・・・」と思い、運転手兼車掌さんに尋ねてみたら、「あんた、その駅はとっくに通り過ぎたよ。ここはGothaを過ぎて違う町だよ。向かいにとまっている電車に乗り換えて引き返しなさい。」 
が~~~ん。 でも一体どこで電光掲示板に現われる駅名を見落としたのだろうか???また麦畑のど真ん中の駅からGothaに引き返し、次はちゃんと降りることができました。(って当たり前か・・・)
しかし、降りた駅からすぐ近くにあるはずの会場をやっぱり見つけることが出来ず、しょうがないのでそこにあったホテルに入って受付の人に尋ねてみると、「それは、向かいの建物です。」と笑われる始末。

また今年の1月、フランクフルトに行ったときに、ベルリンへICE(ドイツの新幹線)に乗って帰る時の話。
ICEに乗って4時間後、車内アナウンスが流れ、「次は、ハンブルグ!」の声。
えぇぇぇぇぇぇ!!!なんでベルリンを通り越してハンブルグなの??
私はてっきり フランクフルト-ベルリン直行 のICEだと思いこんでいたのですがそうではなくて、ベルリンに帰るにはハンブルグの前の駅、ハノーファーで乗り換えなければならなかったのでした。これまた勘違い。
結局またハンブルグでベルリン行きのICEに乗り換え、結局ベルリンに着いたのは夜の10時過ぎでした。

とにかく私のドジ話、書き出したらキリがありません。しかし本人はいたって真面目に計画を練って行動しているつもりなのですが・・・・・・。


写真:ベルリンのカラフルくまさん
2005 04.23



2005/04/17//Sun * 12:08
譜めくリスト

ベルリンの郊外にあるグリニケ城というお城でチェロ(=団十郎くん)とピアノ(=まさるくん)のデュオリサイタルがありました。

急遽ピアノの譜めくりを頼まれ、盛りだくさんのプログラムの譜めくりをする事に・・・・。1曲目のベートーベンのチェロとピアノの為のソナタまでは、なんとか二人の演奏を聴く余裕があったのですが・・・・。

2曲目のシュニトケのチェロとピアノの為のソナタは、勿論聴くのも初めて、楽譜をみたのも初めて、さらに速いテンポで進んでいくところが多くて、拍を取りながら必死で数を数えて譜を追っていたにもかかわらずめくり損ねたり・・・・。ものすごく緊張してしまいました(眉間にしわがよりまくり・・・・)。

最後のラフマニノフのチェロとピアノの為のソナタでは、更に音符の数が倍増し、目が回りそうになりました。(本当に私は元ピアノ科だったんだろうか??)大好きな3楽章のメロディーに思いっきり酔いしれたかったのですが、そんな余裕は勿論なく・・・・。目がずっと♪(音符)でした。

今日は団十郎くんのチェロを聴くのは初めてだったので正面からお客様席でじっくり聴いてみたかったのですが・・・・・。次回のお楽しみということで。とにかく今日はほとんど2人の演奏を聴く余裕などなく、目の中が音符だらけでした。

コンサートの後、みんなで団十郎くんの車でイタリアンレストランへ。とってもおいしいお料理でした。

最近読んでいるピアニストのリヒテルの本に、彼が聴いた録音や、彼自身の演奏会、オペラ&バレエ鑑賞、その他色々な音楽に関する彼自身が書いた批評というか感想文が載っているのですが、そこに取り上げられている曲で知らない曲が結構あったり、「あれ?どんな曲だったっけ?」とすっかり忘れてしまっている曲や、「へぇ、この曲って案外いい曲なんだなぁ。」と初めて知る曲があったり、とっても面白い本です。

例えば、プロコフィエフのピアノ協奏曲の2番や3番ならよく聴くが、リヒテル曰く、「5番が素晴らしい」だそうで、でも頭にメロディーなど浮かんでくるはずもなく、どんなにいい曲なんだろうと気になりだして、思わずCDショップで試聴し、「ほんと、いい曲かも!」と改めて確認してみたり・・・・。
今日のシュニトケのソナタもそうですが、譜めくりで大変でしたが、「あっ、ここの部分ってゾクゾクする響きだな。」とか、新たな発見があったりして、自分の知らない曲をこういう形でしたが知る事が出来て、いい体験が出来ました。お二人さん、今日はお疲れ様でした。

そして、とんだ譜めくリストで失礼しました。


写真:グリニケ城のお庭にて
2005 04.12



2005/04/15//Fri * 20:29

この度、初めて自分のホームページを開設することにしました。

ソプラノ 川島幸子ホームページ (日本語)
http://www.sachikokawashima.com/jp.html

Sachiko Muta-Kawashima Sopran (ドイツ語)
http://www.sachikokawashima.com/de.html

なれないパソコンを片手にベルリンのお友達に助けてもらってなんとか手作りのホームページを作る事ができました。
(Kちゃん、本当にありがとう!!!)

ドイツでの生活ももう6年。色々ありました。楽しかった事、辛かった事、感動した事・・・・書き出したらきりがありません。
ここでは日々の生活を綴っていくと共に、これまでのドイツでのお話もおりまぜて、少しずつゆっくりと更新していきたいと思います。(このページのサブタイトルにも書きましたが、”ときどきDiary”なので・・・・)
筆不精の私がどこまで続けられるか?疑心暗鬼ですが・・・・・・。


兎に角、今日からダイアリー始めます!!


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