fc2ブログ

プロフィール

ソプラノ 川島幸子

Author:ソプラノ 川島幸子

HOME

PROFILE

REPERTOIRE

SCHEDULE

DIARY(blog)

CD

AUDIO

PRESSE

GALLERY

LESSON / CONTACT
                LINKS

DEUTSCH



カテゴリ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

リンク
QRコード
QRコード

2005/05/31//Tue * 12:03
カトリンのDiplomkonzert(卒業試験コンサート) in ミュンヘン

私の大親友カトリン(ここでカトリンと私の出会いや、いままでの思い出、その他書き出すときりがないので、また少しずつ綴っていきたいと思います)のDiplomkonzert(卒業試験コンサート)を聴きに朝8時のICEに乗ってベルリンから7時間かけてミュンヘンへ。

3時半ごろカトリン&ステファン(=弁護士の卵、カトリンのオット)宅に到着。緊張の面持ちのカトリン。コンサートは6時からなので、カトリンのお化粧を手伝ったり、髪をセットしたり、コンサートの1曲目を歌いたいというのでピアノ伴奏を弾いてみたり・・・・・。
あっという間に5時半。カトリンのご両親が車でお迎え。急いでミュンヘン音大に移動。
私はビデオ撮影とMD録音を頼まれていたので早速音大のホールでセッティング。ふと、カトリンのカバンを見るとカバンの中に飲み物が・・・・。「ありゃ、楽屋に飲み物持って行ってないじゃないか~~」慌てて、ステファンに渡して届けてもらった。
そしてもう6時、開演時間。審査員の先生方もそろって、ビデオも録音もON。
突然、なぜだか私がものすごく緊張しだして、カトリンが舞台に出てきた時には心臓がバクバク!カトリンは落ち着いた面持ちで歌いだしたが、私はどんどん緊張して、汗。
歌詞のわかる曲はカトリンと一緒に歌って(勿論口パクで声は出してないけれど)、まるでカトリンのお母さんというかステージママのような感じで、彼女の舞台を見守っていた。
なのでお客として聴けなかったというか、じっくり聴く余裕がなかった・・・・。

が、私がこんなに緊張してしまっていたにもかかわらず、歌っている本人は落ち着いてじっくり聴かせて立派なものでした。

無事最後のアリアまで歌いきって45分間のコンサート終了。
このコンサートは卒業試験の半分だそうで、残りの半分はまた10日後にレパートリー試験として行われるらしく、ミュンヘンの音大とワイマールの音大とではシステムが少し違うようです。
私がワイマールの音大で2月にやったDiplomkonzert(卒業試験コンサート)は、歌曲12曲アリア6曲を一晩のコンサートで歌うという体力勝負の試験でした(笑)。

そのあと、みんなでイタリアンレストランで打ち上げ。
色々食べて飲んでいっぱいおしゃべりして、いやぁバイエルン人パワーはすごいです(笑)。
そこでカトリンの伴奏を弾いたピアニスト=ニコライの同門でミュンヘン音大で勉強されている日本人3人とも知り合いになりました。

その後、カトリン&ステファン宅に帰り、更に2時くらいまで飲んでしゃべって、寝たのは夜中の3時くらい。

しかし、次の朝8時半に起きて10時の電車で今度はミュンヘンからワイマールへレッスンに向かったさちこであった・・・・・・。


写真:一番右がカトリン
2005 05.31



2005/05/27//Fri * 23:23
偶然の再会

週始めはまだコートがいるくらい寒かったのに突然水曜日くらいから30℃を超える暑さ。

水・木のワイマール通いは暑くてさらに私のドジのせいで悲惨でした。
電車の中にはもちろんクーラーがないから蒸し風呂状態。
ついでに、ワイマールでバスの乗り換えを間違えてまったく違う方向に行ってしまって、2時間に1本の電車を逃し・・・・。(バスの乗り換えは間違えたけれど、その後乗ったバスでもギリギリ間に合うはずだったのに、そのバスが駅に着くのが1分遅れて電車に乗れなかったのでした)厚着しすぎで服装も失敗だったし・・・・・。
ま、こんな時もあるさ~~~(涙)。

それはさておき、今日は夕方、プールに行く前にベルリン・フリードリッヒ通りのスターバックスカフェでお茶をしていたら、突然ドイツ人のカップルが近づいてきて「さちこ!!」 私:「???」「あ~~~~~~リカルダ!!!」

リカルダと私はワイマールの音大の同級生(私の学年の声楽科は全部で10名でした)で、彼女には本当に色々お世話になりました。授業でもよく助けてもらったし、ドイツに来てすぐの頃、オランダ旅行をしたのですが、その時にオランダに行く前に彼女の実家(デュースブルク)に寄せてもらって彼女のおとうさんのお店(手作りソーセージやお肉のお店)でドイツのソーセージ作りを見学させてもらって出来立てのソーセージを頂いたり(今でも彼女のお父さんのソーセージの味が忘れられません!)、ドイツのお祭りに一緒に仮装して参加したり、観光したり・・・・。ほんと、楽しい想い出です。
彼女は卒業後実家に戻り、昨年入籍したということはメールのやり取りで知っていたのですが、先々週教会で式を挙げたと昨日これまた偶然久しぶりに会ったワイマールの声楽科の友達から聞いたばっかりだったので、2度ビックリ。
そんな彼女とその旦那様と、まさかベルリンで会うとは!!

リカルダとカースティン(ご主人)は、たまたま先週からベルリンにちょっとした新婚旅行といった感じでベルリンに遊びに来ていたそうで。
いやぁこんなに広いベルリンで偶然会うなんて、本当にビックリしました!
で、彼らはその時夕飯を食べてなかったので、レストランへ。私とオットはプールへ。

その後、もう一度別の場所で待ち合わせをし、夜中の1時までビヤガーデンで飲んでしゃべって、楽しかったです。でも彼女は8月に出産を控えている妊婦さんなのでアルコールは飲んでませんけどね。しかしこんな偶然ってうれしいですね。


写真:こんな感じでスターバックスカフェでお茶してました(笑)
2005 05.27



2005/05/22//Sun * 23:56
ビバ イタリア!

土曜日に半年ぶりにベルリンの"CENTRO ITALIA"というイタリア直輸入のスーパーに行ってきました。

ここは、イタリアの食材がリーズナブルな値段で(イタリアでの価格とほとんど変わらないくらい)買えるおいしいスーパーというか問屋なのです。
いつもまとめてパスタやオリーブオイルをまとめて買います。

今回もお気に入りのパスタ(500gのパスタが120円くらい)やオリーブオイル、シチリアの塩、ワイン、パルメザンチーズetc....色々まとめ買いしました。あと、オットがイタリアで食べて以来忘れられないというイタリア北部のフリウリ・ヴェネチア・ジュリア州の名産でイタリアNo.1の折り紙つきという”サン・ダニエーレ”という生ハムも100g(450円くらい)ほど買いました。

そして今日、その生ハムと、オットがイタリアで演奏会をした時に買ってきた”Chianti”ワイン(赤)を頂きました。これが、もう感動のおいしさ!!!

ちょっぴり贅沢な日曜の夜となりました。


写真:生ハム(サン・ダニエーレ)とChiantiワイン
2005 05.22



2005/05/19//Thu * 23:25
持続は力なり

今日は久しぶりに市民プールで泳いできました。

4月の終わりまでは順調に週2回のペースで泳ぎに行っていたのですが、4月末から8月末まで近所の市民プールが休業する事になり、別の市民プールを捜さねばならなくなったり、体調が悪かったりでずっと今日まで行けませんでした。

3週間ぶりだったのでかなり疲れました。
もしかして私ってあんまり体力ない???やっぱりちゃんと定期的に続けないとダメですねぇ・・・・。
今日も1200m泳ぎましたがほとんど平泳ぎでした。クロールだと息切れして全然泳げませんでした。それに今回から通い始めた別の市民プールは、波があって泳ぎにくいのです。あと、通うのに少し遠い場所なのでなんだか行くのが面倒な・・・、あ、いや頑張って続けます。




2005/05/17//Tue * 21:58
やけにでっかいテューリンゲン名物炭焼きソーセージ

5月17日(火)

再び今週もワイマールへ。
電車の中で先生から電話があり、生徒が一人病気で休んだので、出来るだけ早く来てということだったが、電車は急に速く走るわけもなく定刻どおりワイマールに到着。声楽科の校舎は、ワイマールのはずれの山頂にあり、更に1時間に一本しかバスがなく、急いで行きたくてもバスもなく・・・・・。それでも少しでも早く着くために山の途中までいく別のバスに乗り、途中で降りてそこから早や歩きで山を登った(泣)。 1時間に一本のバスに乗るよりは30分は早く着いたが、汗だくで息切れ・・・・。

私の次にくる生徒がいないこともあってこの日の歌のレッスンは2時間。先生お得意のアリアを持っていったのですごいノリノリ+きびし~~レッスンでしたが、私にとってはかなりの収穫!


へとへとでワイマールの居候させてもらっているお宅に帰り、夕食後すぐ寝ました。


5月18日(水)

10時から指揮者でコレペティの先生のレッスンで、さっそく前の日に歌のレッスンでみて頂いたアリアを試してみました。

そのあと、お昼ごはんを食べようと山を降り、町を歩いているとワイマール市庁舎の前の市場にある屋台のテューリンゲン・ソーセージ屋さんの車上にあるでっかい置物を発見!あまりにもおかしくて思わず写真を撮りました。
2005 05.17

この炭焼きソーセージは、テューリンゲン地方の名物で、長くて太めの生ソーセージを炭火で焼いてそれにマスタードをつけてパンにはさんで食べます。かなりおいしいです。

しかしこの日はソーセージは食べないで、鶏肉専門店の日替わりランチ(450円くらい)を食べ、午後のレッスンの為にまた山に登りました。が、またもや歌曲の先生が病気で急遽レッスンが休みになり時間がぽっかり空いてしまった。そのあと、歌のレッスン。

その後バスで山を降り、駅へ。それからまた電車で3時間かけてベルリンに帰ってきました。ふぅ。

もっと泳いで体力つけなきゃ!!!こんなくらいで疲れていてはだめだぁ~~


2005/05/14//Sat * 19:08
ちょっとダウン・・・・

体調が思わしくなく一日中家でじっとしてました。
オットが元気が出るようにと、お手製のチョコムースを作ってイチゴパフェを作ってくれました。

実は私、お料理が苦手で・・・・。それにくらべてオットの料理の腕はプロ級。和食・中華・イタリアン・フレンチ何でもOK。デザートやケーキも何でもござれ。(本職はピアノです、あしからず)いつも美味しいものを食べさせてもらっております。感謝感謝!

2005 05 14
写真:オット作 イチゴパフェ


2005/05/11//Wed * 22:00
ワイマール通い

5月11日(水)
朝6時に起きて、7時のICE(ドイツの新幹線)に乗ってワイマールへ。

ベルリン-ワイマール間は電車で3時間。ドイツに来て最初の3年はオット(=ピアノ)と共にワイマールに住んでいましたが、2001年からオットがベルリン芸術大学に転校することになり、私も転校を考えましたが、ワイマールの歌の先生(私と声種が同じで、レッスンは厳しいが私にとっては理想の先生)のもとで勉強を続けたかったので、ベルリンから通うことにしました。
最初は朝5時55分の電車でワイマールに行き、ドイツ人の同級生がワイマールの駅に車で迎えに来てくれてなんとか9時半からの踊りの授業にギリギリ間に合わせ、朝から踊らなくてはならなかったり(笑)、受けなければいけない授業が沢山あったのでどうしてもワイマールで1・2泊しなければならず、ドイツ語の発音の先生のご好意でお宅に居候させてもらうことになり、うまれて初めて他人との共同生活が始まり(って言っても週に1度ですが・・・)いろんなことに戸惑ったり・・・・・。
とにかくワイマール通いを始めた1,2年は毎週毎週くたくたでした。

この週に1度のワイマール通いも4年目に突入。3時間の電車内での過ごし方もすっかり慣れました。譜読み又は暗譜をしたり、MDを聴いたり・・・・・、あるいは空気枕持参で寝る(笑)。

11時から指揮者の人のレッスンでZerbinettaのアリアを歌いました。指揮者のレッスンなのか私のレッスンなのかよくわからないくらい、指揮者の先生からアドバイスを頂き、私にとってとっても有意義なレッスンで歌っていて楽しかったし、沢山学ばせてもらいました。

午後の歌曲のレッスンは、先生が急病でお休み。ベルリンから通っている私にとってはこういうパターンは非常に残念です・・・・。
夕方からは歌のレッスン。マダム・ヘルツをみっちりみて頂きました。

その後、突然バリトンのクリスチャンが「さちこ、俺はどうしてもケーキが食べたいんだ!一緒にCafeに行こう!」と誘われ?、Cafeへ。無事、ケーキを食べれたクリスチャンは満足。「俺がさそったから、俺が払う!」と、お茶をおごってくれました(笑)。しかし彼はよくしゃべる・・・・。そしてとってもなまっている(爆)。

夜は、去年からワイマールで居候させていただいているお宅で夕食(超ドイツ式、パンとハムとチーズ)を頂き、最近はまっているドラマ ”verliebt in Berlin”を一緒に見て、その後シャワーをしてすぐに寝ました。早起きしたので眠かったのでしたぁ。。。


5月12日(木)

今日は午前中に6月のオペラの衣装の仮縫いが出来るのでワイマールから電車で30分のGothaまで行って試着する予定だったのですが、まだ仮縫いが終わってないということで来週に延期。

午後は、オペラのレパートリーのレッスンで、指揮者でコレペティの先生とオペラアリアのレッスン。
そのあとすぐ歌のレッスン、昨日の続きでマダム・ヘルツ。

これで今週の授業を終え、また3時間かけてベルリンに帰ってきました。ふぅ。



2005/05/04//Wed * 12:05
誕生日だった・・・・/ドン・ジョバンニ

実は今日は私の誕生日でした。
(メールやお電話くださった方々、ありがとうございます。覚えていてくれて嬉しかったです。)

今日は早めに練習を切り上げて、オットとベルリン国立歌劇場の”ドン・ジョバンニ”を観にいってきました。

チケットを買うために開演1時間前に着く予定だったのですがバスが遅れて、着いたのは開演30分前。急いで並んだのですがかなり後ろのほう。すると、一人の男性が「僕の彼女が来れなくなったから、このチケット必要なくなったんだ。買ってくれる?1枚12Eurでいいよ。」と、そのチケットを見てみるとなんと前から6列目の真ん中、80Eurの席。ほんとに12Eurでいいの???と確認して、それでも12Eurでいいと言うので、勿論買わせてもらいました。

思いがけずいい席を手にして、席に着き開演を待っていると、その男性が女性と私たちの隣の席に・・・・。どうやらその男性の彼女は開演時間前にやっぱり来たらしく、もう一度その男性はチケットを買ったようで・・・・。お気の毒でした。でも、チケットありがとう(笑)。

この日のお目当てはDonna Anna役のアンナ・サムイル。彼女を初めて聴いたのは、2002年のチャイコフスキーコンクールの1次予選前のホール練習の時。私は彼女の次だったので、彼女のホール練習を聴いていました。
とにかくすごい声量とテクニック。声質はマリア・カラスに似ている感じで、ドラマティックな声と完璧なコロラトゥーラの技術、美人で大柄(175cmくらいある)。
そして、去年彼女はベルリン国立歌劇場でバレンボイム指揮、オペラ”椿姫”でデビュー。今ではベルリン国立歌劇場の専属歌手となり、更にヨーロッパ各地の歌劇場でも歌っている・・・・・。

前回は彼女の十八番、”椿姫”をベルリン国立歌劇場で観たとき、アリアでは舞台が彼女の声でいっぱいになり、恐ろしいくらい鳴り響いていました。表現も豊かで技術も完璧。私は我を忘れて拍手しました。

ただただ“すごい!”の一言に尽きます・・・・。

今日のDonna Anna役も、もちろん彼女のはまり役だと思いますが、最初のアリアで「あれ?なんか声が疲れてる?」って思いましたが、2曲目のアリアは圧巻、さすがでした。
でも、この日の一番はレポレッロを歌ったハンノ ミュラー・ブラッハマンでした。演技もよかったし、張りのある声で素晴らしかったです。カーテンコールでもブラボーの嵐でした。

公演後、お誕生日だったので、お気に入りのHackescher Marktのイタリアンレストランへ。

さぁ、明日からまたがんばろ~っと。(いつも明日から頑張る予定の私・・・・・・)



2005/05/02//Mon * 23:57
ベルリンの丼

今日のベルリンは、なんと30℃!!!まだ5月なのに・・・。暑かったぁ。

久しぶりにベルリンの大型CDショップに行ってきました。そこは地下1階がすべてクラシックCD売り場になっていて、更に売っているCD全て試聴できます。(新しいビニールのついたCDも試聴可能で、店員さんが開けてくれます)また、夜22時まで開いているので非常に便利です。

沢山あるCDの中から、新譜やリヒテルの本に出てくる私の知らない曲(笑)、やはり歌手のアリア集やオペラのCDなど色々ピックアップして聴いてみました。残念ながら”これ買いたい!!!”というCDにはめぐり会えませんでした。

CDショップに行く前に、お店の近くの日本料理(というか、お寿司と丼物とせいろ飯の店)で、腹ごしらえ。色々試聴するので一度CDショップに入ったら2時間は出て来れないので・・・・。

このお店は、ドイツにいながら生のお魚をリーズナブルに食べれるとってもありがたいお店なのです。私はいつもは”バラチラシ丼”(600円くらい)というのを食べるのですが、今日は売り切れだったので”鮭・イクラ丼”(800円くらい)を頂きました。


写真:鮭・イクラ丼
2005 05.02


[TOP]
copyright (C) 2006 SACHIKO KAWASHIMA all rights reserved. [ template by *mami ]
//