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ソプラノ 川島幸子

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2006/07/22//Sat * 00:00
再び、オペラ「劇場支配人」(モーツァルト) 最終回

7月21日(金)

昨日のベルリンはなんと38度!
夜も暑くて眠れませんでした・・・・・


お昼にバリトンのクリストフと駅で待ち合わせて、ベルリンから電車でGothaへ。
役者のアンドレーとディルクも偶然同じ電車に乗っていて、電車の中でバッタリ。

ペンションで一休みして、昼食を食べ損ねたので早めの夕食。って言っても、いつもの中華料理屋さんですが・・・・

そしていつものパターン。
カフェで楽譜とにらめっこペンションに戻る劇場入りメイク声出し開演舞台へ!

ドイツでも毎日35度を超える暑さで、さらに分厚い衣装と照明で、とにかく今日の舞台の上は今までで一番暑かった{/ase/}{/ase/}
頭がぼぉ~っとなりそうでした{/kaeru_shock2/}

公演後、エアフルト在住の焼きそうせいじさんと同僚の方が楽屋へ来てくださいました。
わざわざGothaまで舞台を観にきてくださってありがとうございました!

そのあと、フランクフルト在住のピアニストNちゃんと再会!
明日の最終公演を観るために、フランクフルトから今日、車で来てくれたのでした!
Nちゃんも一緒に今日の公演の打ち上げに参加(笑)
楽しかったです!!


7月22日(金)

今日は最終公演!
なのに、体調がすぐれず、薬を飲んで昼までベットで過ごしました。
朝食を食べそこねた私に、Nちゃんが中華料理屋のランチをお持ち帰りして、部屋まで持ってきてくれました。
感謝感謝です
ご飯を食べたら少し元気になり(笑)、Nちゃんとペンションの近くでお茶しました。

部屋に戻り、楽譜とにらめっこペンションに戻る劇場入りメイク声出し開演舞台へ!

最後の公演なので、みんな舞台上でいつもやらないことや台詞、動きをやったりしたので、結構焦りましたが、無事最終公演終了!

これで最後だぁと思うと少し寂しく思いましたが、今年の再演は結局再演ではなく新演出だったり、メンバーが突然変わったり(仲がよかった役者さんたちが辞めてしまった)、腹立たしいこともあったり、色々ありましたが、とにかくたった3日でやらなければならなかった新演出を無事やり遂げられたことにホッとしたというのが本当のところです。
今回、また色々勉強になりました。


公演後、もちろんみんなで打ち上げ!
Gothaの地ビールの店へ
ほとんどの歌手&役者さんはベルリン在住なので、ベルリンでの再会を約束して、夜中の1時半、お開きとなりました。


2006 07 21
最終公演でのカーテンコールの様子



2006/07/14//Fri * 18:37
再び、オペラ「劇場支配人」(モーツァルト)④

7月14日(金)

昨日、Bad Muenderでの公演から車で帰ってきたのが夜中の2時だったし、コンサート+車で9時間の往復 だったのでかなり疲れてたので、ひたすら寝ました。

しかし、疲れたなんて言ってられません。
今日が“Premiere”(初日)なんですから!

昼食をいつもの中華料理屋のランチで済ませ、カフェでお茶しながら、楽譜とにらめっこ!
動きや台詞、歌詞の確認を1時間ほどして、いつも演奏前に食べるりんごを買ってまたペンションの部屋に戻りました。

そして劇場へ入りメイク室へ。
衣装を着けて、声出しをして、序曲が始まり、緊張が高まってきます。
緊張しないおまじないをして、いざ舞台へ。

昨年とはまったくちがう演出+台詞、それもたった3日間の練習のみ・・・。
みんな舞台裏では緊張した面持ちでしたが、舞台に出るとさすがプロ。すごい集中力でした。
私自身、自分の役目は無事果たせたと思います。

今回の演出を通して、またいくつかいい経験をすることが出来ました。
苦労も多かったですが

初日公演の打ち上げをし、ペンションに帰ったのが1時半。
疲れたので、バタン、キュ~~で寝ました。



7月15日(土)

昨日の疲れで、今朝も朝食を逃してしまいました。
(ペンションの朝食は9時半までなので・・・)


今日も昨日と同じパターン。
中華のランチカフェで楽譜とにらめっこペンションに戻る劇場入りメイク声出し開演舞台へ!

公演後、みんなで打ち上げ。
Gothaの地ビールが飲めるビアガーデンへ。
でも、さすがにみんな疲れ気味だったので早めにお開き。



7月16日(日)

ペンションの朝食をとり、ベルリン在住のバリトン・クリストフと一緒にICE(ドイツの新幹線)でベルリンへ帰りました。
他の役者さんたちもベルリン在住の方ばかりなのですが、みんな朝の7時のICEで帰ったそうです。
早ぁ~~


2006 07 14

ジルバークラング役のソプラノ、アンケと。
オペラに出てくる「私が1番の歌手よ~~」のポーズ(爆)



2006/07/12//Wed * 00:00
再び、オペラ「劇場支配人」(モーツァルト)③

 7月12日(水)

今朝、朝食の前に目を覚まそうとシャワーを浴びて、歯を磨いていたその時
とんでもない悲劇が起こりました・・・・

下の歯を磨いているときに、
「あれ?なんか歯磨き粉の泡がたたないなぁ」って寝ぼけ眼で洗面台を見たとき






ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~


なんと歯磨き粉だと思って歯ブラシにつけたのは

「ラ@ケイン」(かゆみ止めの白い塗り薬)
だった・・・・・・

ひぃぃぃぃぃ~~~~~~
必死で口の中を洗って洗って、うがいして、歯ブラシをきれいに洗って、歯磨き粉をちゃんとつけて歯を必死で磨きました。
ボケすぎです、私。

今朝の悲劇から立ち直るのに時間がかかりましたが、なんとか夜のGP(通しのリハーサル)までには、元気になりました(爆)。


たった2回の練習で本当にGPがうまくいくのか心配でしたが、奇跡的に最後まで通りました。
私自身、自分の歌や台詞、動きや演技はほぼ間違わずに出来ました。
でも、私以外はみなドイツ人なので、台詞などアドリブが飛びかい、演技も動きもアドリブが多かったので、臨機応変に対応しながら、自分の歌・演技・動き・台詞に集中するのはとても大変でした。

今日のGPをあわせてもたったの3回、3日間で金曜日の初日を迎えるなんて・・・
ハードです、ほんとに。



7月13日(木)

今日はコンサート形式での公演の為に、朝10時に集合し、車で4時間半かけてハノーファー近郊のまち、Bad Muenderというところに行きました。

現地でオケ合わせ中に、コンサート形式での公演なので、演技は殆どしないで歌うだけよいと言われていたのですが、衣装もつけてメークもして歌うので、少し演技も入れて、台詞も変えて(涙)やることに・・・・。


いざ、開演!

みんな即興でいろいろ打ち合わせと全然ちがう動きや台詞で、ものすごく戸惑いましたが、なんとかきりぬけ、私は私の役目を果たしたと思います

舞台の上ではライト&衣装でサウナ状態。

ものすごく疲れました。
またまた「歌手は体力勝負だぁ」と痛感。

公演後、また車でGothaに帰りました。
ホテルに着いたのが夜中の2時前でした・・・・・



明日はもうPremiere(初日)です。
ひぃぃぃぃぃ~~~~~~


2006 07 12

マダム・ヘルツ(私)の夫=ヘルツを演じるディルクと。


2006/07/11//Tue * 00:00
再び、オペラ「劇場支配人」(モーツァルト)②

午後からオーケストラとの合わせ+衣装を着けての舞台練習がありました。

昨日覚えたばかりの演出ですが、なんとか頭に入っていたようで、なんとかなりましたが、とにかく先のとがったヒールを履いて、ぶ厚い衣装を着けての激しい動き・演技・歌は、本当に大変でした。

明日の午前中に、確認のためにピアノで稽古をする予定だったのですが、明日の夜はもうGP(通しのリハーサル)があるのに、無理だという意見があり、午前中の稽古は中止。
たった2回の稽古でもう本番同様のGPを明日することになってしまいました。

2006 07 11
昨年同様、マダム・ヘルツの衣装



2006/07/10//Mon * 18:45
再び、オペラ「劇場支配人」(モーツァルト)①

只今、Gothaという町に来ています。
毎年6月・7月にドイツ・Gothaで行われるEkhofフェスティバルで、昨年モーツァルトのオペラ「劇場支配人」のマダム・ヘルツ役で出演しましたが、今年の再演でも同役で出演します。

再演なので通常は昨年と同じ演出でやるのですが、今回なぜか新しい演出家が来たので、全てたった2日で演出を全て変えることになったのです。
それに、お芝居の部分の台詞も大幅に変更され、新しい台詞に
昨年の役者さんたちも一部変更され、本当にこれで水曜日に公開のリハーサル(木曜日は演奏会形式でドイツのBad Muenderという町で演奏なので、水曜日に通しのリハーサル)、金曜日の初日を迎えることが出来るのか?かなり謎です。

早速、今日はその新しい演出家との舞台上での練習がありました。
昨年の演出とはまったく違う演出で、ものすごいハードな動きばっかり・・・・

突き飛ばされて、ちょっと首の筋がちがった感じになってしまいました。

激しく動いても体で支えて安定して歌うのに必死でした。
ライトでものすごく熱いし、クーラーなんて勿論ないので、もう汗だく
あらためて、歌は体が資本だなぁと思いました。

今日一日で、この新しい演出を覚えて、明日はもうオーケストラとの合わせ。
明後日は通しのリハーサル。
ありえない!!
でも、代役でオペラに出演する時は、こんな感じなのかなぁと。
これも勉強だ、経験だ、と自分に言い聞かせて、乗り切りたいと思います。

2006 07 10
Ekhof劇場はお城の中にあります。そのお城の中の劇場への通路。



2006/07/01//Sat * 21:24
マイセン♪

7月1日(土)

明日、オットのピアノリサイタルがドレスデン近郊のマイセン(マイセン陶磁器で有名なまち)であるので、電車で朝10時にベルリンからマイセンに向かいました。

約3時間電車に揺られて、お昼にマイセンに到着。
車で迎えに来てくれたのは、マイセンピアノフェスティバルの主催者で1834年にマイセンに創立されたピアノ製造会社Thuermerの社長さん。
今回オットが演奏するリサイタルは、このピアノフェスティバルの1つなのです。

車でエルベ川沿いのホテルに到着。
またもや今回もホテル!!!
部屋の窓からエルベ川、対岸の山の上の教会やお城が見えます

少し町を観光して、そのあとオットは練習に。

オットの練習の後、夕食をThuermerさんからのお誘いで、ホテルから見える教会&お城のそばのレストランのテラスでマイセン料理を、いただきました。
とっても美味しかったです!
レストランのテラスからの眺めも、町が一望できてとても素敵でした。



 7月2日(日)

今日のリサイタルは、11時開演。つまりマチネです。
9時には会場に着き、オットはリハーサル。

いよいよ開演時間

いつもそうですが、身内(オット)が演奏するのを聴くのは非常に緊張します。
でも、私が緊張するとその緊張がなぜかオットに伝わってしまうので、なるべく平常心で聴くように心がけています。
が、もちろんドキドキしてしまいます。

マチネなので、頭も体もまだ完全には起きてない状態で演奏しなければならないので少し心配でしたが、1曲目から、す~っと聴き入ることが出来ました。
よくあれだけ集中して演奏できるなぁと感心しつつ・・・
(私も見習わなきゃなぁ~)
あっという間の1時間でした。

リサイタルの後、軽い立食パーティーがあり、とても美味しいマイセンの白ワインを杯飲んだ私は、この日の暑さもあってちょっと頭がぼぉ~


そのあと、マイセンといえばマイセン陶磁器
というわけで、マイセン博物館に行ってきました。
食器や置物、花瓶などどれもこれも素敵でしたぁ。
博物館にはマイセン食器を買えるお店もあるのですが・・・・

もちろんめちゃ高いです

買えません、もちろん。

いつか買えるようになったら、またマイセンへ行こう

ちなみに博物館のカフェでお茶をしたのですが、コーヒーカップも砂糖入れもみんなマイセン食器でした


ホテルに戻り、荷物を取って再びThuermerさんに駅まで送っていただき、電車で再びベルリンに帰りました。



オット、ピアノの練習中・・・
2006 07.01



2006/07/01//Sat * 21:14
オットの♪デビューCD♪レコーディング in Bochum

7月28日(金)

ベルリン-Bochum間のDB(ドイツ鉄道)早割り50%引きの切符(2等車)を先週買いに行ったのですがすでに完売。
仕方がなく1等車の早割り50%引きの切符を購入。
ドイツに来て初めて(驚)1等車に乗りました。
が、全然2等車と変わらなかった・・・

ベルリンから3時間半でBochumに到着。

録音をする場所はスタジオではなくピアノ製造会社Thuermerにあるホールで明日から行われます。
まずは録音技師さん(Tonmeister)と、はじめましてのご挨拶。
その後、ホールをお借りするThuermerさんとTonmeisterのHさん、オット、私の4人でイタリアンで夕食。

明日の録音に備えて早めに就寝。


7月29日(土)

朝8時半からオットは練習を兼ねたウォーミングアップをし、その後調律が入り、11時に録音が始まりました。
ホールには勿論クーラーがないので、暑い。
それにピアノ曲ってほんと音が多いので大変
見ている(聴いている)だけで目が回ってしまいました。
昼食後再び録音開始。
気温は更に上がり、ホールは蒸し風呂状態。

午前中録音したものをTonmeisterとチェック。

その後、問題発生!!!
録音は3日間という契約のはずが、Tonmeisterには2日間という契約になっていることが判明。それも明日の16時まで・・・・
ということは、
今日の夜と明日の16時までに全てを録音しなければならない。

というわけで、夜10時過ぎまで録音が続きました。




7月30日(日)

朝8時に調律が入って、早速録音開始。
順調に録音が進み、問題なく14時までに全ての曲の録音終了。
オットのすごい集中力に拍手。

16時までTonmeisterと録音の確認。
後は、Tonmeisterに全てを託し、CD完成を待つのみ。
本当に楽しみです。


7月31日(月)

録音が2日間だと知らなかった私たちは、帰りの電車の切符(早割り50%引き切符)を火曜日の電車にしていたので、今日一日フリーとなりました。
しかし、Bochumは全然観光できるような街ではないので、ここから電車で30分ほどで行けるデュッセルドルフへ行くことにしました。

昼も夜も日本食(昼は日本館の日替わり定食、夜はラーメン!)を堪能!
店内は日本そのもの。自分達がまるで日本にいるようでした。
でも店をでるとそこはドイツ。
なんとも不思議な感じがしました。

なんとデュッセルドルフにはMUJI(無印@品)がありました!!!
ロンドン・パリのMUJIは見たことがありましたがドイツでは初めて。

デュッセルドルフは洗練されていてとても素敵な街でした。
思いがけず楽しい1日旅行となりました。


8月1日(火)

昼食をBochumでとり、再び電車でベルリンへ。



オットのホールでの録音風景
ピアノはベーゼンドルファー
2006 07.01


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