久々の日本滞在日記② ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭
4月30日(水)友人宅から帰る途中に、バスに乗ろうとしてコケル。
足を捻挫、じん帯がのびる。
5月2日(金)オットは岡山から、私は神戸から新幹線で東京へ。
わたしにとって3年ぶりの東京だったのですが、右足には足首を固定する器具をつけての上京となってしまいました(涙)。
東京駅からラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭の会場となる東京・有楽町の東京フォーラムへ。
手続きを済ませて、滞在先となる品川のホテルへ移動。
オットは連日の移動とコンサートで疲れていたのでホテルでお昼寝 zzz....
私は出演者(=オット)の家族ということで、音楽祭の事務所から音楽祭の公演全て(但し、席が空いている場合のみ)聴くことが出来るファミリー券を頂いたので、再び東京フォーラムへ。
普段はベルリン在住なので、なかなか日本人の演奏を聴く機会がないので、今回は出来るだけ日本人演奏家の公演を聴こうとプランを立てました。
■15:30-16:15
小菅優(p)
シューベルト:幻想曲D605a 「グラーツ」
3つのピアノ曲 D946
■16:45-17:30
佐藤卓史(p)
シューベルト:6つの楽興の時 D780
3つのピアノ曲 D946
2つ聴いて、次の公演までに時間があったのですぐ近くの無印良品へ。
大きな広い店舗&充実の品揃えに感動!
■18:30-19:15
海老彰子(p)
シューベルト:ソナタ18番
シューベルト/リスト アヴェマリアほか
練習を終えたオットと待ち合わせして、東京フォーラム内の出演者等が利用するレストランへ。
夕食後、オットはつかれたのでホテルに帰りましたが、私はどうしても聴きたい公演があったので、会場に移動。
■20:30-21:15
天羽明恵(s) 仲道郁代(p)
シューベルトの歌曲
天羽さんがベルリン・コーミッシェオーパーでモーツァルトのオペラ「魔笛」の“夜の女王”とリゲティのオペラ「グラン・マカーブル」に出演されたときに観にいったことがあったのですが、リサイタルを聴くのは初めてでした。
とにかく、「すばらしぃ~」の一言。表情豊かで自然なドイツ語、ほんとに感動しました。
5月3日(土・祝)いよいよ本日、オットの一回目の公演の日。
と、その前に私は再び有楽町の無印へ(笑)
足の捻挫のため、足首を固定する器具をつけているので、普通の靴が履けないので、ずっとゴム製のサンダルを履いていたのですが、どうもエスカレーターで巻き込まれるんじゃないかと心配(爆)だったので、無印でサンダルをゲット!
これで少し歩きやすくなりました(笑)。
■14:45-15:30
小菅優(p)
フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
クワメ・ライアン(指揮)
ベートーベン:ピアノ協奏曲3番
■16:45-17:30
川島基(p)
シューベルト/リスト:春の想い
ラッヘンマン:シューベルトの主題による5つの変奏曲
シューベルト:ピアノソナタ第19番 D958
■20:15-21:00
リクセンベルク(Ms)、ウェスト(p)
シューベルトの歌曲と、藤倉大の新曲
5月4日(日)実はこの日、私の誕生日。
しかぁ~し。
ホテルの朝食ビュッフェで、昨日買ったばかりのおにゅ~のチュニックに、宿泊客(外国人)からオレンジジュースをこぼされ・・・・
(「sorry」の一言で片付けられる(怒)!!!)
オットはオットでホテルでペンダントを失くし・・・・
(後で探して奇跡的に出てきました!)
誕生日だというのに、かなりブルーな気分でホテルを出ました。
で、今日もやっぱりまずは無印へ(爆)。
■13:15-14:00
ハンス・イェルク・マンメル(T)
フィリップ・カサール(p)
シューベルト:白鳥の歌
■16:45-17:30
シュテファン・ゲンツ(Br)
ミッシェル・ダルベルト(p)
ベートーベン:遥かなる恋人に寄す
ウェーバー:歌曲
シューベルト:魔王、プロメテウス ほか
翌日のオットの2回目の公演が朝の9時45分開演なので、夕食を早めに済ませて、ホテルへ帰りました。
5月5日(月・祝)この日は朝の6時起床。
7時には、オットはホテルを出て会場へ。
私は8時半にホテルを出て、東京フォーラムへ。
するとホールの入り口付近に、すでに待っている人発見!
私:「あ~~ Mくん!!!」
Mくん:「あ~~、お久しぶりぃ~」
M君は、チケットを買おうとしたときには既に完売で、さらにオットも手持ちのチケットがなくて、当日券を狙ったけどやっぱり無理で、とりあえずオットに一目会おうと来てくれたのでした。
開演ぎりぎりの時間に私とオットの音大時代のピアノの恩師=三宅先生の奥様が来られてご挨拶、すると
「実は、私の母が来る予定だったのですが来れなくなったのでチケットが1枚余ってしまって・・・」
ということで、なんとM君、ラッキーなことにチケットゲット!!!
無事?オットの公演を聴くことができたのでした。
■9:45-10:30
川島基(p)
シューベルト/リスト:春の想い
ラッヘンマン:シューベルトの主題による5つの変奏曲
シューベルト:ピアノソナタ第19番 D958
こんな朝早くのリサイタルは勿論初めてだったオット。しかし驚きの集中力で、ほんとに素晴らしい演奏で、引き込まれる演奏でした。
この日の公演には、ayayaさん&ayayaさんのピアノの生徒さん、建築家の友達Iくんと奥様のTさんが、チケット入手困難にもかかわらずチケットを自らゲットしてくれて聴きに来てくれたのでした!
公演後みんなで無印Cafe(爆)に行き、その後和食のランチにいきました!

みんなと別れて、再び東京フォーラムに戻り、公演へ。
■15:15-16:00
マンゴーヴァ(p)
ベートーベン:熱情
シューベルト/リスト:ウィーンの夜会 ほか
そのあと、白井光子さん&ヘルさんの「冬の旅」へ。
4日に偶然ヘルさんにお会いし、少しお話した際に、白井さんがものすごい風邪で声が出ないので5日の「冬の旅」はどうなるかわからないとヘルさんがおっしゃっていたので、キャンセルかどうかを事務局で確認すると、キャンセルではないとのこと。
で、オットと会場へ移動・・・
ワインが試飲できるという待合室で開演まで待っていて、ふと何気なくパンフレットを見ると・・・・
そこは、バーバラ・ヘンドリックスのリサイタル会場!
急いで、白井さん&ヘルさんのリサイタル会場へ移動。
ぎりぎり、セーフ。
■16:45-18:10
白井光子(Ms)
ハルトムート・ヘル(p)
シューベルト:「冬の旅」から変更→シューベルトの歌曲+「冬の旅」(ピアノのみ)
3日の公演でも声が出ないのでオクターブ下げてささやくように歌った白井さん。この日も風邪は回復しておらず、腕には痛々しい注射のあとが・・・・。
今日も前半は3日に歌ったプログラムを何曲かオクターブ下げて歌い、後半はヘルさん一人で「冬の旅」。
その後、出演者が利用するレストランで夕食。
再び無印へ(爆・爆・爆)
私たち、ほんとうに無印好きかもしれません・・・・・
5月6日(火・祝)■11:30-12:15
仲道郁代(p)
シューベルト:即興曲 D899-2・D935-3
ピアノソナタ第13番 D664
昨日でやっと今回の日本での演奏会のすべてを終了したオット。
しかし明日はもうベルリンに飛ぶ{/airplane/}ので、今日しか自由に行動できる日がない!
というわけで、この公演の後すぐに街へ出かけました!
が、しかぁ~し。
人の多さにすぐに疲れてしまい・・・・
結局また有楽町の無印へ(爆)
とりあえず、念願(?)のラーメンは食べました(笑)。
■16:45-17:30
アンヌ・ケフェレック(p)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」
ピアノソナタ第31番
■19:00-19:45
天羽明恵(s)
鈴木大介(g)
シューベルト:歌曲
シューベルト/メルツ:「セレナード」ほか
5月2日の公演同様、天羽さん素晴らしかったです{/kirakira/}
感動&刺激を受けました。
そして、20:45に今年のラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」最後の公演が終わり、21時から出演者&スタッフの打ち上げパーティー。
しかぁ~し、人が多すぎて座れず・・・・
とにかく参加者が多くて何がなんだかわからない・・・・
お寿司やサンドイッチを少しつまんで、早めに退散。
5月7日(水)3週間の日本滞在を終え、再びフィンランド航空で日本からヘルシンキ、そしてベルリンへ。
(ちなみに、帰りの便はちゃんと予定通り飛んでくれたので、やはり3時間の差は大きく、体力的にも楽でした。)
■完■