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2008/05/28//Wed * 12:27
Arienabend オペラアリアの夕べ

Areinabend オペラアリアのリサイタル!

5月28日(水)

午前中10:40のICで、オットとベルリンからワイマールへ。

13:00にワイマールに着き、昼食。
が、しかぁ~し!
ものすごぉ~くまずいスパゲティで胃が気持ち悪くなる・・・・
急いで口直しにCafeでコーヒーを飲み、なんとか落ち着く。

再びバスでワイマールでいつもお世話になっているHさん宅へ。
さっき食べたスパゲティがまだ気持ち悪いので、とりあえず17時まで部屋で休憩。

18時にホールに行き、ホール練習。
ルチアの狂乱のアリアとウド・ツィンマーマンの“白いばら”をフルートと歌うので、フルーティストのアンネマリーと合わせ。

そのあと控え室に戻って、着替え&メイク。
本当は、今年新しく買ったブルーのドレスを着る予定だったのですが、日本でのコンサートでそのブルーのドレスを初めて着て歌うときに、開演直前に袖が破けてくるというハプニング(その時のブログは→こちら!)があったので、舞台の上で袖が破けてくるようなことがあったり、心配しながら歌ったり演技をしたりするのはイヤなので、今回もまたまたいつもの赤いドレスになってしまいました。

アガラナイおまじないをして、いよいよ19時半、開演。

■モーツァルト作曲
"魔笛"より夜の女王のアリア
“恐れるな、若者よ”

■ヘンデル作曲
"ジュリオ・チェーザレ"よりクレオパトラのアリア
“こうして、ただ一日のうちに・・・辛い運命に涙溢れ”

■ドニゼッティ作曲
"ランメルモールのルチア"より
ルチアの狂乱の場

・・・休憩・・・

■ロッシーニ作曲
"セビリアの理髪師"よりロジーナのアリア
“今の歌声は”

■オッフェンバック作曲
"ホフマン物語"より オリンピアのアリア
“森の小鳥はあこがれを歌う”

■ウド・ツィンマーマン作曲
"白いバラ"よりゾフィー・ショル
“もう一度あなたと私たちの森を歩きたい・・・”

■バーンスタイン作曲
"キャンディード"よりクネゴンデのアリア
“着飾って、きらびやかに”


以前だったら、こんな大きなオペラアリアばっかり7曲=1時間も歌ったら声が枯れて最後まで歌えなかったと思いますが、最近習得(?)したテクニックを駆使して歌うと、体はとっても疲れますが、ノド(声帯)にはほとんど負担がかからず、大変な曲でも長時間歌えるようになってきました。
それでも、今日のプログラムは大きなアリアばっかり入れすぎたなぁと少し反省しましたが、本当に歌いきれてよかったです。
体はくたくたになりましたが・・・・・
arienabend


▼ワイマール音大でピアノを勉強しているSちゃんと。
昨年12月にイェナ・フィルとR・シュトラウスの“ブレンターノの詩による6つの歌”(そのときのブログは{/arrow_r/}こちら!)を歌ったときに、コンサートまで何度も激難しいブレンターノの歌の伴奏を弾いてくれたSちゃん!
あのときの恩は一生忘れません(爆)
shiyo

▼6年ぶりの再会となったギタリストで日本語ぺらぺら(笑)のBくんと
boris

コンサートの後、私とオットがワイマールからベルリンに引っ越して以来ずっと会えなかったギタリストのNちゃん&B、ワイマール音大のコレペティ科で勉強しているY子ちゃん、同じくピアノ科で勉強しているTくんとイタリアンへ。
コンサートまで2週間ほど禁酒をしていたので、まずは久々のビールで、かんぱ~い!

▼オットとTくん
tomo

▼コレペティのYちゃんと
yukiko

▼ギタリストのNちゃん&Bくんと
borinozo

結局12時くらいまでおしゃべりは続き・・・
とっても楽しい打ち上げとなりました。
みなさん、忙しい中コンサートを聴きに来てくれて、それに遅くまで打ち上げに付き合ってくれて、ありがとう!!!
(打ち上げには来れなくて残念だったけど、Sちゃん、Mさんも聴きに来てくれてありがとうでした!)



2008/05/21//Wed * 21:21
2008年 久々の日本滞在日記② ラ・フォル・ジュルネ編

久々の日本滞在日記② ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭
tokio


4月30日(水)
友人宅から帰る途中に、バスに乗ろうとしてコケル。
足を捻挫、じん帯がのびる。



5月2日(金)

オットは岡山から、私は神戸から新幹線で東京へ。
わたしにとって3年ぶりの東京だったのですが、右足には足首を固定する器具をつけての上京となってしまいました(涙)。

東京駅からラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭の会場となる東京・有楽町の東京フォーラムへ。
手続きを済ませて、滞在先となる品川のホテルへ移動。

オットは連日の移動とコンサートで疲れていたのでホテルでお昼寝 zzz....
私は出演者(=オット)の家族ということで、音楽祭の事務所から音楽祭の公演全て(但し、席が空いている場合のみ)聴くことが出来るファミリー券を頂いたので、再び東京フォーラムへ。

普段はベルリン在住なので、なかなか日本人の演奏を聴く機会がないので、今回は出来るだけ日本人演奏家の公演を聴こうとプランを立てました。


■15:30-16:15
小菅優(p)
シューベルト:幻想曲D605a 「グラーツ」
       3つのピアノ曲 D946

■16:45-17:30
佐藤卓史(p)
シューベルト:6つの楽興の時 D780
       3つのピアノ曲 D946


2つ聴いて、次の公演までに時間があったのですぐ近くの無印良品へ。
大きな広い店舗&充実の品揃えに感動!


■18:30-19:15
海老彰子(p)
シューベルト:ソナタ18番
シューベルト/リスト アヴェマリアほか


練習を終えたオットと待ち合わせして、東京フォーラム内の出演者等が利用するレストランへ。
夕食後、オットはつかれたのでホテルに帰りましたが、私はどうしても聴きたい公演があったので、会場に移動。


■20:30-21:15
天羽明恵(s) 仲道郁代(p)
シューベルトの歌曲

天羽さんがベルリン・コーミッシェオーパーでモーツァルトのオペラ「魔笛」の“夜の女王”とリゲティのオペラ「グラン・マカーブル」に出演されたときに観にいったことがあったのですが、リサイタルを聴くのは初めてでした。
とにかく、「すばらしぃ~」の一言。表情豊かで自然なドイツ語、ほんとに感動しました。



5月3日(土・祝)

いよいよ本日、オットの一回目の公演の日。
と、その前に私は再び有楽町の無印へ(笑)
足の捻挫のため、足首を固定する器具をつけているので、普通の靴が履けないので、ずっとゴム製のサンダルを履いていたのですが、どうもエスカレーターで巻き込まれるんじゃないかと心配(爆)だったので、無印でサンダルをゲット!
これで少し歩きやすくなりました(笑)。

■14:45-15:30
小菅優(p)
フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
クワメ・ライアン(指揮)
ベートーベン:ピアノ協奏曲3番

■16:45-17:30
川島基(p)
シューベルト/リスト:春の想い
ラッヘンマン:シューベルトの主題による5つの変奏曲
シューベルト:ピアノソナタ第19番 D958

■20:15-21:00
リクセンベルク(Ms)、ウェスト(p)
シューベルトの歌曲と、藤倉大の新曲



5月4日(日)

実はこの日、私の誕生日。

しかぁ~し。

ホテルの朝食ビュッフェで、昨日買ったばかりのおにゅ~のチュニックに、宿泊客(外国人)からオレンジジュースをこぼされ・・・・
(「sorry」の一言で片付けられる(怒)!!!)

オットはオットでホテルでペンダントを失くし・・・・
(後で探して奇跡的に出てきました!)

誕生日だというのに、かなりブルーな気分でホテルを出ました。
で、今日もやっぱりまずは無印へ(爆)。

■13:15-14:00
ハンス・イェルク・マンメル(T)
フィリップ・カサール(p)
シューベルト:白鳥の歌

■16:45-17:30
シュテファン・ゲンツ(Br)
ミッシェル・ダルベルト(p)
ベートーベン:遥かなる恋人に寄す
ウェーバー:歌曲
シューベルト:魔王、プロメテウス ほか


翌日のオットの2回目の公演が朝の9時45分開演なので、夕食を早めに済ませて、ホテルへ帰りました。



5月5日(月・祝)

この日は朝の6時起床。
7時には、オットはホテルを出て会場へ。
私は8時半にホテルを出て、東京フォーラムへ。
するとホールの入り口付近に、すでに待っている人発見!

私:「あ~~ Mくん!!!」
Mくん:「あ~~、お久しぶりぃ~」

M君は、チケットを買おうとしたときには既に完売で、さらにオットも手持ちのチケットがなくて、当日券を狙ったけどやっぱり無理で、とりあえずオットに一目会おうと来てくれたのでした。
開演ぎりぎりの時間に私とオットの音大時代のピアノの恩師=三宅先生の奥様が来られてご挨拶、すると
「実は、私の母が来る予定だったのですが来れなくなったのでチケットが1枚余ってしまって・・・」
ということで、なんとM君、ラッキーなことにチケットゲット!!!
無事?オットの公演を聴くことができたのでした。

■9:45-10:30
川島基(p)
シューベルト/リスト:春の想い
ラッヘンマン:シューベルトの主題による5つの変奏曲
シューベルト:ピアノソナタ第19番 D958

こんな朝早くのリサイタルは勿論初めてだったオット。しかし驚きの集中力で、ほんとに素晴らしい演奏で、引き込まれる演奏でした。

この日の公演には、ayayaさん&ayayaさんのピアノの生徒さん、建築家の友達Iくんと奥様のTさんが、チケット入手困難にもかかわらずチケットを自らゲットしてくれて聴きに来てくれたのでした!
公演後みんなで無印Cafe(爆)に行き、その後和食のランチにいきました!
tokio1

みんなと別れて、再び東京フォーラムに戻り、公演へ。

■15:15-16:00
マンゴーヴァ(p)
ベートーベン:熱情
シューベルト/リスト:ウィーンの夜会 ほか


そのあと、白井光子さん&ヘルさんの「冬の旅」へ。
4日に偶然ヘルさんにお会いし、少しお話した際に、白井さんがものすごい風邪で声が出ないので5日の「冬の旅」はどうなるかわからないとヘルさんがおっしゃっていたので、キャンセルかどうかを事務局で確認すると、キャンセルではないとのこと。
で、オットと会場へ移動・・・
ワインが試飲できるという待合室で開演まで待っていて、ふと何気なくパンフレットを見ると・・・・
そこは、バーバラ・ヘンドリックスのリサイタル会場!

急いで、白井さん&ヘルさんのリサイタル会場へ移動。
ぎりぎり、セーフ。

■16:45-18:10
白井光子(Ms)
ハルトムート・ヘル(p)
シューベルト:「冬の旅」から変更→シューベルトの歌曲+「冬の旅」(ピアノのみ)

3日の公演でも声が出ないのでオクターブ下げてささやくように歌った白井さん。この日も風邪は回復しておらず、腕には痛々しい注射のあとが・・・・。
今日も前半は3日に歌ったプログラムを何曲かオクターブ下げて歌い、後半はヘルさん一人で「冬の旅」。

その後、出演者が利用するレストランで夕食。
再び無印へ(爆・爆・爆)
私たち、ほんとうに無印好きかもしれません・・・・・



5月6日(火・祝)

■11:30-12:15
仲道郁代(p)
シューベルト:即興曲 D899-2・D935-3
       ピアノソナタ第13番 D664


昨日でやっと今回の日本での演奏会のすべてを終了したオット。
しかし明日はもうベルリンに飛ぶ{/airplane/}ので、今日しか自由に行動できる日がない!
というわけで、この公演の後すぐに街へ出かけました!

が、しかぁ~し。

人の多さにすぐに疲れてしまい・・・・
結局また有楽町の無印へ(爆)
とりあえず、念願(?)のラーメンは食べました(笑)。

■16:45-17:30
アンヌ・ケフェレック(p)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」
        ピアノソナタ第31番

■19:00-19:45
天羽明恵(s)
鈴木大介(g)
シューベルト:歌曲
シューベルト/メルツ:「セレナード」ほか

5月2日の公演同様、天羽さん素晴らしかったです{/kirakira/}
感動&刺激を受けました。

そして、20:45に今年のラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」最後の公演が終わり、21時から出演者&スタッフの打ち上げパーティー。
しかぁ~し、人が多すぎて座れず・・・・
とにかく参加者が多くて何がなんだかわからない・・・・
お寿司やサンドイッチを少しつまんで、早めに退散。



5月7日(水)

3週間の日本滞在を終え、再びフィンランド航空で日本からヘルシンキ、そしてベルリンへ。
(ちなみに、帰りの便はちゃんと予定通り飛んでくれたので、やはり3時間の差は大きく、体力的にも楽でした。)

■完■


2008/05/20//Tue * 21:22
2008年 久々の日本滞在日記① 

4月16日(水)

オットとベルリン・テーゲル空港から{/airplane/}フィンエアでヘルシンキへ。

しかぁ~し!

ヘルシンキに到着したばかりの機内で
「大阪行きが、欠航となりました。」
の、アナウンス・・・・

「はぁ????」

ヘルシンキ空港で、乗り継ぎカウンターへ。
やっぱり、本当に大阪行きは欠航。
同じ時間に飛ぶ予定の名古屋行きに振り替えてもらうように交渉するがすでに満席。
なんと、今一番ホットな北京へ飛ばされる羽目に・・・・・

「ありえん!!!」

それに、北京で7時間待ち。

「ウソでしょ???」

7時間(!)ヘルシンキ空港で待って、北京行きに乗り、飛ぶこと更に7時間、北京に到着。
そうそう、機内食がすごかった・・・・
スパゲティの上に鶏肉とパイナップルの甘酢あんかけ。

光化学スモックと黄砂で晴天なのに真っ暗な北京空港。
乗り換えカウンターで手続きをするものの、10人ほどいる職員のうち1人しか英語が出来ず、乗換えをするパッセンジャー全員英語なので、結局その一人しか対応できないので、全然手続きが終わらず、1時間以上かかる・・・・

もう余力があまりないのでとにかく広い空港のソファで仮眠。
その後、お腹が空いたので、レストランに入ろうと空港内を散策。

しかぁ~し!
中華料理屋が一軒もない。

そこでなぜか謎のピザハットを発見。
セットが38元(=4Eur)
安いじゃないですか!

しかぁ~し!
元しか使えない・・・・・
ので、両替でユーロを元に換金することに。

しかぁ~し。
換金に手数料として50元(=5Eur)!
ピザハットのセットメニューより高いじゃないですか!

でも、のども渇いていたので換金して謎のピザハットに入ることに。

-ボルヴィックを2本
-でっかいピザ1枚

計100元(=10Eur)

しかぁ~し。
一見普通に見えるピザ。
でも、ソーセージが・・・・

なんと“はっかく味”だったのです。
さすがです。
中華料理屋はないけれど、ピザにのってるソーセージは“はっかく味”です。

やっと7時間待ってANAの大阪行きに乗り、日本のすばらしい飛行機&サービスに涙!
4月17日(木)の8:10に大阪に到着予定だったのに結局、18:30に大阪着。
10時間のロス・・・・

フィンランド航空を使えば日本までのフライトを3時間短縮できると思って、今回フィンエアにしたのに、逆にこんな目に遭うなんて・・・・
フィンエアの機体に描かれたムーミンすら腹立たしぃ(笑)。


4月18日(金)

あんなに疲れていたのに、やっぱり時差ぼけで4時には目が覚める・・・

明日の浜松でのコンサートの為のProbe。

オット共々、日本に帰ってきたときの楽しみの一つ、“すきやき”を食べて明日に備える(笑)。


4月19日(土)

やっぱり、朝の5時に目が覚める。

新幹線で新神戸から浜松へ。
タクシーで会場へ移動。
控え室で昼食、そのあとホールでリハーサル。
再び、控え室に戻ってお化粧・着替え。

が、しかぁ~し。

新しく作ったばかりのブルーのドレスの袖の付け根が・・・・・
両腕とも破れてきているではないか!!!

「ありえん~」

縫う時間もなく、もう2,3分で出番。
ブルーのドレスだけに、かなりブルー(爆)。
っていうか、ショック・・・・・・

それでも笑顔で舞台へ。
とにかく腕を動かさないようにするしかないので、歌いにくい・・・・・
オリンピアのアリアでは、人形の動きを断念。

ルチアの狂乱では、ドレスへの怒りでマジで半狂乱(爆)

オットのピアノソロが終わって、プログラム終了。
多分、お客様には袖が破れていることは気がつかれなかったと思うのですが・・・

夜は主催者の方とコンサートの打ち上げ。
そのあと、ホテルの部屋に戻り、ホテル内にある温泉へ!

風呂場に行くと、なぜか中国人がいっぱい・・・・・
露天風呂も中国人が占領。
なので静かに内風呂に入りました・・・・
(内風呂には、だれもいなかったし・・・・)


4月20日(日)

hamanako
今日ももれなく4時に起床。
5時に一番風呂!!!
と思いきや、すでに10人ほど日本人客が・・・・
きっと皆さんも露天風呂、入れなかったのね、昨日の夜。

ホテルの朝食を食べて、そのあとホテルからタクシーで浜松駅へ。
新幹線で岡山に移動。


4月21日(月)-24日(木)

時差ぼけと格闘しながら、Probeとドイツで必要な物の買出しの日々・・・


4月25日(金)

倉敷でオットとコンサート。
(ちなみに、ブルーのドレスは浜松のコンサートのあとすぐに新しいものと交換してもらって、ぎりぎりこの日のコンサートに間に合いました。)

これで、私は日本でのお仕事終わりっ!!!
開放感にひたりつつ{/beer/}(笑)

が、しかぁ~し。
オットはこれからが超過密スケジュール!

●4月26日(土)三重でコンサート
     27日(日)マスターコース開催

●4月29日(火)東広島でソロと室内楽のコンサート
     30日(水)広島で同じくソロと室内楽のコンサート

●5月2日(金)から6日(火)まで、東京・有楽町の東京フォーラムで「ラ・フォル・ジュルネ 熱狂の日」音楽祭にて2回のリサイタル

と、移動とコンサートが続きます・・・



つづく・・・・



2008/05/19//Mon * 21:26
音楽留学回想記 No.16  第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(最終回)

1.入試といえば・・・
2.1年生からのスタート
3.Überraschung!
4.波乱の予備進級試験
5.初めてのオーケストラとの共演 前編
6.初めてのオーケストラとの共演 後編
7.Vordiplom(進級試験)
8.白井光子&ハルトムート・ヘル マスタークラス
9.Hauptstudium(専門課程)
10.突然の代役
11.ヴェルディ・ガラコンサート
12.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(1)
13.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(2)
14.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(3)
15.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(4)
16.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(最終回)
17.初リサイタル in レバノン 
18.バーンスタイン作曲 交響曲第3番『カディッシュ』
19.オペラで王様役に挑戦!
20.モーツァルト作曲 オペラ『後宮からの誘拐』
21.ベルリン・コーミッシェオーパーでのモノローグオペラ
22.(最終回)Diplomkonzert 卒業試験コンサート


16.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(最終回)
2002年 6月


セミファイナルに進んだ17人のうち、私と中国人ソプラノ以外は全員ロシア人(ロシア系)で、なんともロシア色の濃い(ロシアのコンクールなので当たり前ですが・・・)ラウンドとなりました。

セミファイナルで私が歌ったのは次の5曲

1.モーツァルト作曲、オペラ「後宮からの誘拐」よりコンスタンツェのアリア“私は愛していました”
2.ドヴォルジャーク作曲、「愛の歌」より“私たちの愛に”
3.チャイコフスキー作曲、“昼の光が満ちようと”
4.中田喜直作曲、“さくら横丁”
5.ストラヴィンスキー作曲、オペラ「放蕩者のなりゆき」よりアン・トゥルーラヴのアリア“トムからは何の便りもない ”

ちなみにこのセミファイナルでは

1.オペラアリア 
2.歌曲 
3.チャイコフスキーの歌曲 
4.自分の国の歌曲 
5.1950年以降のオペラアリア 

という課題だったわけですが、5番目の課題=1950年以降のオペラアリア とチャイコフスキー国際コンクールの英語版・ドイツ語版・フランス語版の冊子には書いてあるのに、セミファイナルで他の歌手(ロシア人)の歌を聴いていた私は「なんで1950年以降のオペラアリアじゃない曲をみんな歌ってるんだろう???」と不思議に思っていたのですが、なんとロシア語版にだけは1930年以降のオペラアリアと変更されていたらしく・・・・・
知っていたのはロシア語圏の参加者だけ・・・・
1930年以降ならもっといろいろアリアもあったのになぁ~なんて思いつつ。
ま、でも何事も経験ですね。

セミファイナルでは1次のときほどの緊張はなく(というか、自分で「1次であんなすごい緊張を乗り切れたんだから怖いものなんてないわ!」と、言い聞かせていたのですけどね)、わりと落ち着いて歌えましたが、逆に気迫が足りなかったような気もします。
やはりホテル暮らしに外食続きで、さらに暴動の後で街を歩くのが怖かったりと、かなりつかれもピークでした。

結果、本選出場の6人は残れず・・・・
でも参加できただけでも奇跡だったので、セミファイナルまで残れただけでもほんとによく頑張ったと自分でも思います(笑)。
ただ、アレックス&ローマンに猛特訓してもらったリムスキー・コルサコフのオペラ「金鶏」のシェマーハのアリアと、ドニゼッティのオペラ「ランメルモールのルチア」の“ルチアの狂乱の場”を本選で歌えなかったのは残念でした。

もともとベルリン-モスクワ間の飛行機を取るときに、1次予選の後、セミファイナルは聴いて、そのあと1日は観光をして本選は聴かずにベルリンに帰るという予定で飛行機のチケットを取っていたので、自分がセミファイナルに進むという嬉しい誤算はありましたが、飛行機の変更なしで予定通り1日はモスクワ観光をして、ベルリンに帰りました。


モスクワ音楽院で練習中・・・
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セミファイナルの後、ホールのロビーにて
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2008/05/11//Sun * 21:32
音楽留学回想記 No.15 第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(4)

1.入試といえば・・・
2.1年生からのスタート
3.Überraschung!
4.波乱の予備進級試験
5.初めてのオーケストラとの共演 前編
6.初めてのオーケストラとの共演 後編
7.Vordiplom(進級試験)
8.白井光子&ハルトムート・ヘル マスタークラス
9.Hauptstudium(専門課程)
10.突然の代役
11.ヴェルディ・ガラコンサート
12.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(1)
13.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(2)
14.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(3)
15.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(4)
16.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(最終回)
17.初リサイタル in レバノン 
18.バーンスタイン作曲 交響曲第3番『カディッシュ』
19.オペラで王様役に挑戦!
20.モーツァルト作曲 オペラ『後宮からの誘拐』
21.ベルリン・コーミッシェオーパーでのモノローグオペラ
22.(最終回)Diplomkonzert 卒業試験コンサート


15.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(4)
2002年 6月


モスクワに来て3日目、演奏順を決めるくじ引きが、声楽部門が行われるホールでありました。
今回のコンクール参加者は、テープ審査で受かった参加者と、テープ審査免除の参加者(世界コンクール連盟加盟の声楽コンクールでの優勝者)、そして日本チャイコフスキーコンクールからの派遣参加者3名(日本人)で、声楽部門は男声部門と女声部門に分かれていて、男声=38人 女性=42人 の計80人でのスタートとなりました。

私はテープ審査に受かっての参加で、ベルリンからモスクワに飛んだので、日本チャイコフスキーコンクールからの派遣参加者の日本人3名とはまったく面識がなかったのですが、くじ引きの会場でその日本人3人と会ったときに、そのうちの一人が、なんと私が日本の音大でピアノ科の学生だったときの同級生(彼女はもちろん声楽科)で、びっくりの再会となりました。
私がピアノを弾いていた時代(笑)を知っている彼女はとても驚いていました。

結局、くじ引きの結果、私は最終日、つまり一週間後となりました。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いよいよ1次予選。
1次まで1週間あったのでオットの病状もよくなり、なんとか普通のものが食べれる状態まで回復していました。

声楽部門のホールはほんっとに大きくて広くて、リハーサルで自分の響きを作れるようにいろいろ試みましたが、観客が入ればまた全然変わってくるので、結局本番で歌うまでわからないといった感じでした。

自分の出番1時間前にホール入りし、ひろぉ~~い楽屋の隅で着替え、少し声だし。
すると、隣の部屋ではロシア人参加者たちがなにやら謎の診察室へ・・・。
すごく気になったので、こっそりのぞいてみると、ロシア人参加者たちが、順番にお医者さんらしき人に大きく口を開けてノドを見せ、それを医者が診察しているのです(驚)。歌う直前にノドの検査???
私もやるべき?とちょっと思いましたが、別にノドが痛いわけでもなかったし、ロシア語がわからないので却下(笑)

いよいよ自分の出番が近づいてくると、今まで経験したことないくらいの緊張に襲われ、足がガクガク震えだし、舞台に出るときに緊張がピークに達し、ヒールで立っていられないくらい足が震え、ブルブルガクガクで舞台中央へ。

人生で一番緊張したといっても過言ではないくらいの緊張の中、1曲目=モーツァルト作曲・ハ短調ミサ曲よりソプラノのアリア「聖霊によって処女マリアより御体を受け」の前奏が始まり・・・・
するとモーツァルトの美しい音楽のおかげなのか、自分が歌いだすときには足の震えはなんとかおさまっていました。
1曲目を歌い終えると、思いがけず客席から拍手と歓声を頂き、肩の力がすぅ~っと抜けていきました。

2曲目はコンクールの課題でもあるチャイコフスキーの歌曲「もし私が知っていたら」。
この曲は私の声質には重い曲だったし、初めてのロシア語だったので、本当に苦労した曲でした。それも初めて歌うロシア語をロシア人の観客の前で歌うわけで・・・・。
開き直って自分なりのチャイコフスキーを歌おうと心がけ、オットの絶大なサポートのお陰で無事歌いきりました。すると、客席から1曲目のときよりも更に大きな拍手と歓声を頂き、「私なりのチャイコフスキーだったけど伝わったかも!?」と、とても嬉しかったです。

そして3曲目、ヴェルディ作曲・オペラ「リゴレット」よりジルダのアリア「麗しの人の名は」を歌い、1次の曲(=計3曲)をなんとか歌いきりました。
客席からは、また更に大きな拍手と歓声で、この舞台で歌うことが出来て本当によかったと涙が出ました。
moskau6

ロシア語初挑戦の私に一生懸命にロシア語の発音や意味、音楽を教えてくれた友人アレクサンダーとローマン、そして病気を押してモスクワに来てくれてピアノを弾いてくれたオットに心から感謝・・・・

ドイツに渡り声楽を始めて4年の私が、テープ審査に受かり、この舞台に立てたことだけでも奇跡に近かったので、まさか自分が1次を突破し、セミファイナルに進めるとは夢にもおもわず・・・・


つづく・・・

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