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ソプラノ 川島幸子

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2008/12/30//Tue * 20:45
音楽留学回想記 No.17 初リサイタル in レバノン

1.入試といえば・・・
2.1年生からのスタート
3.Überraschung!
4.波乱の予備進級試験
5.初めてのオーケストラとの共演 前編
6.初めてのオーケストラとの共演 後編
7.Vordiplom(進級試験)
8.白井光子&ハルトムート・ヘル マスタークラス
9.Hauptstudium(専門課程)
10.突然の代役
11.ヴェルディ・ガラコンサート
12.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(1)
13.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(2)
14.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(3)
15.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(4)
16.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(最終回)
17.初リサイタル in レバノン 
18.バーンスタイン作曲 交響曲第3番『カディッシュ』
19.オペラで王様役に挑戦!
20.モーツァルト作曲 オペラ『後宮からの誘拐』
21.ベルリン・コーミッシェオーパーでのモノローグオペラ
22.(最終回)Diplomkonzert 卒業試験コンサート


17.初リサイタル in レバノン
2003年 1月

2002年に、レバノンの日本大使館からの招待で、オットがレバノンでピアノリサイタルがあり、その際に次回は日本歌曲を入れたプログラムで歌のリサイタルはどうかという話になり、この年(2003年)私も日本大使館からの招待でレバノンのベイルートとジョーニーの2箇所でソプラノリサイタルをやることになりました。
これが私にとって人生初のソロリサイタル。
どんなプログラムにすればいいか、1時間以上も一人で歌って声のスタミナは大丈夫か、衣装はどうするのか、とにかく何もかもが初めてで期待と不安でいっぱいでした。

ベルリンから飛行機でレバノンへ。
空港に、レバノン滞在中お世話になるレバノンの大病院の院長さんで医者のAさんのお宅で働いているドイツ語が話せる運転手のEさんが迎えに来てくれていて、車でAさん宅へ。
オットから話は聞いていたのですが、実際Aさんのお宅にお邪魔してみて本当にびっくり!!!
すごい豪邸。
地下が温水プールで4階建て。
住み込みのお手伝いさん4名。
奥様はドイツ人で、ドイツの音大のヴァイオリン科卒で、現在は画家なのですが、趣味でやっているカンマーオーケストラの練習をAさん宅で出来てしまうほど広いお部屋。
4階部分はすべてゲストのためのお部屋。
窓から街と地中海が一望できる丘の上の大邸宅。
家中に古代遺跡から発掘された土器などがいっぱい飾られ、まるで博物館。
こんなすごいお宅見たことないです。

2回のリサイタルの合間に、日本大使館の方に車で古代遺跡観光に連れて行っていただいたり、ドイツ語の話せるAさん一家お抱え運転手Eさんにベイルートの街や近郊の街に連れて行ってもらったり、毎日盛りだくさんのスケジュールでした。

▼バールベック遺跡
lebanon4

▼バッカス神殿
lebanon2

▼バッカス神殿内部
lebanon7

▼列柱
lebanon6

▼ゼウス神殿の列柱
lebanon6

▼遺跡に行く途中に通ったベッカ高原
lebanon3

一回目のリサイタルは、レバノンのジョーニーという街にあるドイツ人学校のホール。
これが、私にとっての人生初のソロリサイタル。
プログラムの力配分や、まだまだ体で歌うということが出来てなかったので大変でしたが、あたたかいお客様に支えられて、なんとかアンコールまで歌えました。
そして2回目はベイルート市内にある大学のホール。
1回目のリサイタルでの反省点を生かして、うまく力配分が出来るように心がけたのですが、歌っているうちに、ノリのいいお客様だったので自分もテンションが上がり、後半途中から、最後まで歌えるのか心配になりましたが、なんとかこの日もアンコールまで歌いきりました。

lebanon1
◆プログラム◆

-日本歌曲
1.さくら横丁
2.赤とんぼ
3.かんぴょう
4.荒城の月
5.かやの木山
6.からたちの花
7.まちぼうけ
8.蘇州夜曲

-リヒャルト・シュトラウスの歌曲
9.献呈
10.なにも
11.万霊節
12.明日
13.ツェツィーリエ

-オペラアリア
14.プッチーニ作曲:オペラ『ジャンニ・スキッキ』より “私のお父さん”
15.ヴェルディ作曲:オペラ『椿姫』より “ああ、そはかの人か.... 花から花へ”


当時、まだまだ経験の少ない未熟な私に、このようなリサイタルの機会を与えてくださり、レバノンに招待してくださった大使、そしてお世話になったAさんファミリー、観光に連れて行ってくださった大使館の方、そしてAさん宅の専属ドライバーEさん、素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました!!!


2008/12/27//Sat * 02:43
ブログの引越し

2005年4月から私のホームページ開設とともに始めたgooブログから
こちらのFC2ブログ
http://sachikokawashima.blog54.fc2.com
に引っ越してきました。

これからも 
ソプラノ 川島幸子 ホームページ
http://www.sachikokawashima.com
 
共々、よろしくお願いします♪


2008/12/21//Sun * 00:00
2008年歌い納め

私にとって2008年の歌い納めとなるコンサートが無事おわりました!
ferne

12月18日(木)

翌日のコンサートの為のGP(最終通し稽古・ゲネラルプローベ)が17時、なので16時に今回のコンサート会場となる巨大なWerkstatt(アトリエ・工房)へ。

このコンサートは、この巨大なWerkstatt(アトリエ・工房)内が大きく5つの部屋に分かれていて、各部屋ごとにテーマがあり、そのテーマに沿った音楽(オペラのアリアや重唱)が選ばれ、テーマと音楽に合う舞台装置をベルリン芸大・建築学科の学生が製作し、そこでベルリン芸大の教授でオペラの演出家で友人のダグニーが演出し、歌手がオペラアリアや重唱を歌うという、大掛かりな企画。

今回私が歌うのは、
◆ドリーブ作曲:オペラ"ラクメ"より
- ラクメのアリア “若いインド娘はどこへ(鐘の歌)”
(インドがテーマの部屋)
◆モーツァルト作曲:オペラ"後宮からの誘拐"より
- コンスタンツェのアリア “私は恋をして幸せでした”
(トルコがテーマの部屋)

インドがテーマの部屋では、私以外にもドイツ人ソプラノ=ノラと、フランス人メゾソプラノ=アメリーが、同じくドリーブ作曲:オペラ"ラクメ"より“花の二重唱”を歌うので、3人でプローベの順番が来るのを待っていたのですが、待てど暮らせどぜんぜんプローベが始まらない・・・・
それもそのはず、なんとまだぜんぜん舞台装置が出来上がっておらず、必死で作っている最中。
間に合うのか、明日までに???

結局まったくプローべ出来ず。
なので、明日のコンサートはビデオカメラで録画するので、明日のコンサートでうまく撮れなかったときのために録音だけ今日しておくからと突然言われ・・・
そんなの聞いてないよぉ。

めちゃくちゃ寒い中(広すぎて暖房がほとんどきいてない)、コートとマフラー姿でいきなり録音開始。
いきなり超高音でコロラトゥーラ満載のラクメのアリアを歌い、すぐに続いてこれまた高音+コロラトゥーラのコンスタンツェのアリア。
この冷たい空気の中で急に歌ったのが悪かったのか、夜中つばを飲み込むとノドが痛い・・・・
ここまで元気にコンサートをこなしてきたのになんでぇ~~~
よりによって、こんなアリアを歌うときにぃ~~~
とにかくノドが悪化しないように、夜中に香港のノド用シロップ『京都 念慈菴 蜜煉川貝枇杷膏』を熱いお湯で割って飲み、温かくして寝ました。


12月19日(金)

やっぱりまだ、つばを飲み込んだり、ものを食べるとノドが痛い・・・
咽頭炎だぁ。赤くなってるぅ・・・・
ひたすら香港のノド用シロップお湯割りを飲みまくる。

16時、GP(最終通し稽古・ゲネラルプローベ)。
19時半開演だというのに、まだ舞台装置が完成していない・・・・
とりあえず立ち位置などを確認し、段取りの説明をうけ、アリアの最初だけちょっと歌ってGP終了。
一度も舞台装置を試すことなくいきなり本番で歌わなければならない・・・
もぉしら~~ん。

19時半、開演。
インドがテーマの舞台装置はプログラムの3番目。
1番目の韓国がテーマの部屋での演奏が終わったところで、スタンバイの為にインドがテーマの部屋に移動。
2重になった巨大な灯篭のような舞台装置の真ん中で待つこと30分以上・・・・
体が冷え切り、最悪。
やっと外側の灯篭の中にいる2人(ドイツ人+フランス人)のデュエットが始まり、灯篭がゆっくり上がっていく予定だが一向に上がらず・・・・
デュエット後半、やっと上がりだしたと思ったら、
『がちゃ~~ん ばぁ~~ん ばん ぼん』
と、すごい音。
「この巨大灯篭が崩れてくるのでは!」と、恐ろしくなり、急に足が震えだし・・・・
もう歌どころじゃなくなって、パニック!
でも灯篭のなかなので、どうにも出来ず。
結局、デュエット終了後も外側の灯篭は全部上がりきってなかった様子。

ついに、私の出番。
このラクメのアリアの最初は無伴奏で一人でカデンツァを歌うのですが、カデンツァの中盤が過ぎても、ぜんぜん灯篭が上がらない。
でもこの灯篭が壊れるくらいなら、このまま灯篭があがらずに、灯篭の中だけで歌ってアリアの最後までお客様に私の姿が見えないまま終わったほうがましだわと思ってたら、ぎぃぎぃ灯篭が上がってきて、カデンツァが終わるころには完全に上がり、私が登場(爆)。
先ほどの恐怖とノドの痛み、それに寒さでなぜか妙にハイテンションで歌いまくり、アリア最後のE'''を13小節のばしきり、ラクメ終了。

しかし休むまもなく、頭が高音でピヨったまんま、急いでトルコがテーマ場所へ移動。
今度はものすご~~~い高い場所で歌わなければならないのです。
怖すぎる、高すぎる。高いのは声だけでいいです。
それにさっき、ラクメを歌ったばっかりなのに、ただちにコンスタンツェをうたうなんて、無茶です。
それでもなんとか歌いきり、コンスタンツェ終了。

あぁ、大変な1日だった・・・・


12月21日(日)

昨日は一日家で安静にしていたので、ノドの痛みも少しマシになった気がする(?)。

今日は新ベルリン交響楽団とのクリスマスコンサートの6回目=最終公演。
17時半に会場へ。
ドレスに着替えて、メイクアップ、少し声だしして、香港のノド用シロップのお湯割りを飲み、あがらないおまじない。

19時開演。
今日はベルリン在住のピアニストで友人の高橋礼恵ちゃんが、コンサートを聴きにきてくれました。

ノドの痛みをかかえての演奏でしたが、いつもと変わらない声の響きで歌えたようで、聴いていた人は、私がノドの痛みがあるなんてぜんぜんわからなかったと言っていたので、ほっとしました。

これで2008年歌い納めです。
なんとか無事今年最後のコンサートを歌い終えて本当にほっとしました。



2008/12/17//Wed * 22:30
日本人3人によるベートーヴェン・ピアノ協奏曲の夕べ

ベルリン芸術大学でピアノを学ぶ3人の日本人ピアニストによるベートーベン作曲:ピアノ協奏曲1番+3番+4番のコンサートに行ってきました。


norie
①ベートーヴェン作曲:ピアノ協奏曲第一番
指揮:ハリー・ライス
ベルリン芸術大学学生オーケストラ
ピアノ:高橋礼恵


nikami
②ベートーヴェン作曲:ピアノ協奏曲第三番
指揮:ハリー・ライス
ベルリン芸術大学学生オーケストラ
ピアノ:Akiko Nikami(漢字が分からないのでローマ字ですみません)


mattsun
③ベートーヴェン作曲:ピアノ協奏曲第四番
指揮:ハリー・ライス
ベルリン芸術大学学生オーケストラ
ピアノ:松本和将

3人ともベルリン芸術大学で、日本の大学院課程にあたるKonzertexamen(国家演奏家資格)課程のピアノ科で学んでいて、Konzertexamen課程を修了するには3回のコンサート試験(ピアノ協奏曲1回+ソロリサイタル2回=計3回)に合格しなければならないので、今日はそのコンサート試験(=ピアノ協奏曲)だったそうです。
私も今年9月にワイマール音大で3回のコンサート試験に合格し、Konzertexamen課程を修了し、ドイツ国家演奏家資格を取得したばかりなので、自分のコンサート試験のときのことなど思い出したりして、聴いていて少し緊張してしまいました(笑)。
(そのときの日記はこちら→祝・Konzertexamen(ドイツ国家演奏家資格)取得!
みなさん堂々とした演奏で、素晴らしかったです。
久々にベートーヴェンをたっぷり味わわせていただきました。
お三人さん、試験お疲れ様でした。



2008/12/14//Sun * 22:38
クリスマスコンサート(3回目・4回目・5回目)

11月30日(日) クリスマスコンサート(1回目)
12月6日(土) クリスマスコンサート(2回目)


3日連続で、新ベルリン交響楽団とのクリスマスコンサートでした。

weihnachtskonzert3
左からクラウス(お父さん役)、ガブリエーレ(ヘンゼル役)、私(グレーテル役)、ハイケ(お母さん役)


12月12日(金)
ベルリン・リヒテンベルクにあるマックス・タウト・コンサートホールで、新ベルリン交響楽団とのクリスマスコンサートの3回目の公演。
このホールがある学校の関係者のみご招待制のコンサートだったので、14時開演で、17時には終了。


12月13日(土)
ベルリン・赤の市庁舎ホールで4回目の公演。
赤の市庁舎の前の広場ではWeihnachtsmarkt(クリスマス市)が出ていたので見て回りたかったのですが、本番前だし、寒いので諦めました・・・・
weihnachtsmarkt

19時開演で22時終了。
今日はオットが、2枚目のCD録音の準備で忙しい中聴きにきてくれたので、帰りにうちの近所のイタリアンへ。
明日もコンサートなので、さっさと食べて帰宅。
ここで風邪でもひいたら大変なので、しっかり鼻うがいで予防!


12月14日(日)
ベルリンから車で2時間のマクデブルクという街のMaritimホテル内にあるホールで5回目の公演。
床がじゅうたんでかなり広いホールなのでソリストはマイクをつけて歌うことに・・・
前半の「ヘンゼルとグレーテル」を歌っているときに相手役のガブリエーレ(ヘンゼル役)の声ばかりスピーカーから聞こえてきて、自分の声が聞こえなくてかなり歌うのに苦労しました。
後半のジルダのアリアは一人で歌うので問題ありませんでしたが。
22時終了。再びDさんの車でベルリンへ。
夜中の1時、帰宅。
さすがに3日連続コンサートは疲れました・・・・・


6回のクリスマスコンサートも残すところ12月21日(日)の公演のみ!
と、その前に12月19日(金)にドリーブ作曲:オペラ「ラクメ」のラクメのアリアとモーツァルト作曲:オペラ「後宮からの誘拐」のコンスタンツェのアリアを、そのオペラ(アリア)にあわせて作った舞台装置で歌うという面白いコンセプトのコンサートがあるので、鼻うがい+プロポリスでしっかり風邪予防して、元気に乗り切らねば~



2008/12/07//Sun * 22:45
クリスマスコンサート(2回目)

11月30日(日) クリスマスコンサート(1回目)

12月6日(土)
新ベルリン交響楽団とのクリスマスコンサートの2回目。

今回はベルリン郊外の町=schöneicheでの公演。
再び支配人Dさんの車でホールへ。

前回=1回目のクリスマスコンサートで、前半のプログラム=フンパーディンクのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテルを歌ったときに、このコンサートはコンサート形式でのオペラなので、オペラの衣装のようなものを着る必要はないのですが、後半のオペラアリアのプログラムで着たブルーのドレスはちょっとグレーテル役にはいくらなんでも合わないなぁと思って、別の赤いワンピースを着て歌ったのですが、ぜんぜんグレーテルっぽくないとオットに言われ・・・・
そのことをヘンゼル役を歌うガブリエーレに話すと、「私のおばさんの形見分けで頂いたワンピースがグレーテルっぽくていいと思うから、貸してあげるわ!」と今日のコンサート会場に持ってきてくれました!
亡くなられたガブリエーレのおばさんが、4、50年くらい前(驚)にオーダーで作られたワンピースだそうで、いまだにどこにも穴も開いてないし、とても丁寧な縫製できちんと保存されていてほんとびっくりでした。
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コンサート前のリハーサルを終えて、さっそくそのワンピースを着用。メイクを済ませて17時開演。

20時コンサート終了。
再びDさんの車でベルリンへ。
前回同様、我が家の近所のレストランで夕食。

再びDさんの車で家まで送っていただき、23時帰宅。

あと4回の公演+12月19日のコンサート、風邪ひかないようにがんばって乗り切らねば!

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