あけましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます

さてさて、ずっとほったらかしだった昨年9月から始めたベルリンでの車の教習所通い。
10月下旬から12月まで日本だったので、9月から日本に帰るまでの1ヵ月半の間に、80分×18回の路上運転、更に90分×14回の運転免許の学科授業に出席しました。
学科試験の為の試験問題集があるのですが、それがまた大量で、その上おカタイドイツ語のオンパレード。
- 1枚につき問題が30問 × 52枚
- 標識ばっかりの問題36問 × 4枚
- 数字で答える問題37問 × 1枚
計=57枚の学科試験用問題集プリントがあり、この大量のプリントの中から試験で30問出るという仕組み。
また、1つの質問に対して、答えを2つ、あるいは3つの中から選ぶのですが、これがまた意地が悪くて、選ぶべき答えが全部だったり1つだけだったり。

こんなプリントです
なので、日本滞在中にこの問題集を勉強しなくては!と思って張り切って日本に持って行ったのですが・・・・
結局、いろいろ忙しくて勉強できず・・・・
で、12月に日本からベルリンに戻ってきてからは、とにかくすごい寒さと雪で怖くて路上運転教習に出れず、年末ということもあり、何かと忙しく、これまたまったく落ち着いて学科試験に向けての勉強が出来ず、
オットに、「あんた、本気で免許取る気があるのか?」と、どやされてもそれでもなかなか勉強出来ず・・・・
いよいよオットの呆れ具合もピークだったので、12月29日から本気で勉強し始め、それでもやはり年越し・お正月はしっかり食べて飲んで楽しみつつも、何とか57枚の問題プリントを2周し、2ヶ月ぶりに教習所に行き、学科試験を受けに行く前の試験=Vortestという試験を受けてみた。
このVortestでは、本番の学科試験とまったく同じように、57枚の問題プリントからランダムに選ばれた30問をやるのだが、2009年からは学科試験にコンピューターが導入され、試験もコンピューターでやるので、問題プリントの答えの並びどおりには出ないので、答えの並びを丸暗記ということが出来なくなった。
それに、学科試験では3問間違えるとアウト(点数の大きな問題だと2問でアウト)なので、このVortestでは2問間違えると試験を受けに行かせてもらえないので、結構緊張した(笑)。
で、1問間違いでVortestクリア!
翌日、午前中問題プリントでこれまでに2周やって間違えた問題中心にチェックしてから、電車で学科試験会場へ。
試験官に「何語で試験を受けますか?」と聞かれ、「ドイツ語で。」と答えて、4番のコンピューターに着席。
実は、学科試験は、日本語以外はほとんどの外国語に対応していて、外国人が言葉の問題なく学科試験を受験できる仕組みなのだ。(なぜ、日本語だけないの??????)
集中して問題に取り組んでいると、試験官が試験の部屋の電話で電話をし始めた。ありえん。
結構長い間ぺらぺらとしゃべり続け、すごい迷惑だった。
なので、なんとなく色々不安になったので自分の答えを2度確認して、思い切って終了ボタンを押した。
で、1分後。
試験官に「川島さ~ん、こっち来て!」といわれ、行くと・・・・・
『合格です。おめでとう。』

やったぁ~。
めちゃめちゃ短期集中だったけど、一回で合格できてほんまによかったぁ。
ほぉ~。
これで、実技試験に向けて残すはSonderfahrten(特別路上実習)のみ!
Sonderfahrtenでは、ついに恐怖(?)のAutobahn=高速道路に出ます。
速度無制限のドイツの高速道路ですよぉ。
それと、夜の走行練習と田舎に遠出をするのもSonderfahrtenです。
頑張らねば!