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ソプラノ 川島幸子

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2010/06/26//Sat * 14:11
魔笛日記10

36日目
20時よりHP(Hauptprobe=オーケストラ伴奏による通し舞台稽古)なので、70分前にメイクさんのところでメイクと髪をセットしてもらい、衣装さんのところで衣装をつける。
そして20時、HPスタート!

休憩のときに、オーケストラのクラリネット奏者Kさんから、HPを観に来ていたノルトハウゼン歌劇場の日本人バレリーナさんを紹介され、はじめましてのご挨拶+おしゃべり。
この日は自分のためにハンディーカムを客席に置きっぱなしでHPを録画していたので、オペラ後半の私が歌うシーンの録画をバレリーナさんにお願いした。

この日は本当に寒くてなんと気温10度で野外ステージは厳しかったが、なんとか無事終了。
寒い中、ハンディーカムで撮影してくれてありがとうでした、バレリーナさん!

ホテルに帰ったのが夜中の一時前・・・・
つかれたぁ~


37日目
ついに今日はGP(Generalprobe=完全に本番どおりの条件でのリハーサル。途中で止めたりせず、本番どおりやる)。
なのでしっかり寝ておきたいと思い、ホテルの掃除が入ってこないようにドアに札も出して、カーテン閉めて寝たので、なんと起きたのが11時半。

部屋でご飯を炊いたりしていると、パパゲーナ役のVが『さちこ~ Bad FrankenhausenにあるPanorama Museumに行かない?』と誘ってくれた。
15時にホテルを出て車で30分ほどで到着。

2010 06.22-2

丸い建物の中に、丸い全景画が長さ123メートル、高さ14メートルものパノラマにWerner TübkeというDDR(旧東ドイツ)時代に活躍した画家の、16世紀のドイツ農民戦争をテーマとした絵があり、あまりの迫力に圧倒された。
(その絵はこちらのPDFでどうぞ↓)
http://www.panorama-museum.de/Panoramagemalde.pdf
ちょうど私達が入館したときに、ガイドさんの話が始まって、いろいろ絵についてやDDR時代の話など聞くことができた。また、ガイドが終わった後に、私の素朴な質問にも答えてくれて、本当に親切な面白いガイドさんだった。

帰りにスーパーに寄ってからホテルに戻り、急いでおにぎりを作る。
そして19時にメイクさんにメイクと髪をセットしてもらう。 
前日ハンディーカムで撮った映像を見て、自分の顔のデカさがショックだったので、出来るだけ影をつけて子顔メイクにして欲しいと頼む(爆)。
そして、衣装を着けて、準備完了。

20時GP開始。
が、しかし開演直前に、ノルトハウゼン歌劇場総支配人から、歌劇場専属歌手でザラストロ役のAが風邪で今日は歌えないと、きかされる。
みんな困惑・・・・
それでもGPは始まる。
テレビ局もきているし、GPだし、緊張感ただよいまくる。

いよいよ夜の女王登場のアリアのシーン。
あがらないおまじないをして、舞台に上がる。
いつもどおり歌って演じた。

休憩の間に楽屋で持参したおにぎりを食べ、また、私の娘=パミーナ役のSや、パパゲーナ役のVにもわけてあげた。

そして台詞と夜の女王のアリア『復讐の炎は・・・』のシーン。
出る直前にSと台詞の確認をし、舞台へ。
このシーンも無事終了。

最後のアンサンブルのシーンを終え、ラストの大合唱シーンとなり、幕。
これであとは初日を迎えるだけ。
着替えてメイクを落として、ホテルに帰った。

これで、長い長い稽古が終わり、いよいよ初日を迎える!

夜の女王のアリアは、何度歌っても極度に緊張するし、リスクの多い難曲。
特に『復讐の炎は・・・』は、実際きっちり歌えるようになったのが2年前ぐらいからで、今回ノルトハウゼン歌劇場のオーディションでこの役をもらえて、やっと舞台で夜の女王を演じ歌えることが本当に嬉しかった。
そしてこの長い長い稽古の期間に、夜の女王のアリアを歌うことを、声楽のテクニック的にも精神的にもかなり鍛えられたと思う。
とにかくどんな状況でもノドに負担無く、体でテクニックで歌うことをかなり体に覚えこむことができた。
大好きなお酒も飲まず、せっかく仲良くなった愉快なお仲間達と遊んだり語りあったりもほとんどできず、ただただ健康管理に注意して、ずっとホテル暮らしで退屈な毎日だったが、声楽的に得たものは大きかった。


つづく・・・・


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