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ソプラノ 川島幸子

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2008/02/27//Wed * 21:41
音楽留学回想記 No.12 第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(1)

1.入試といえば・・・
2.1年生からのスタート
3.Überraschung!
4.波乱の予備進級試験
5.初めてのオーケストラとの共演 前編
6.初めてのオーケストラとの共演 後編
7.Vordiplom(進級試験)
8.白井光子&ハルトムート・ヘル マスタークラス
9.Hauptstudium(専門課程)
10.突然の代役
11.ヴェルディ・ガラコンサート
12.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(1)
13.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(2)
14.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(3)
15.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(4)
16.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(最終回)
17.初リサイタル in レバノン 
18.バーンスタイン作曲 交響曲第3番『カディッシュ』
19.オペラで王様役に挑戦!
20.モーツァルト作曲 オペラ『後宮からの誘拐』
21.ベルリン・コーミッシェオーパーでのモノローグオペラ
22.(最終回)Diplomkonzert 卒業試験コンサート



前にコメントにも書きましたが、最近、ずっと棚に置きっぱなしだった大量にあるドイツに来てからの写真をアルバムに貼るという地味な作業をしておりまして(笑)、それにちょうど過去に使っていた手帳も発見!
なので写真と手帳を見ながら、思い出せる範囲でこのブログの「思い出(音楽留学)」のカテゴリの記事を頻繁にUPしてるという訳なんです。
備忘録的なものなので、つまらないかもしれませんがもうしばらくお付き合いくださいな。



12.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(1)
2002年 4月


オットがワイマール音大からベルリン芸術大学・大学院に転校することになり、2001年の夏休みに、ワイマールからベルリンに引っ越しました。
ベルリンに引っ越すことが決まったときに、私も転校を考えたのですが、ワイマール音大で師事している声楽の先生と私は同じ声種(=リリック・コロラトゥーラソプラノ)で、レパートリーもほぼ同じ、それに先生のレッスンも気に入っていたので、新たにベルリンで自分にあった先生を探すのも難しいし、まだまだ先生のもとで勉強を続けたいと思い、ベルリン-ワイマールを電車で3時間かけて通うことになったのです。

しかしHauptstudium(専門課程)の授業やレッスンは、とても多かったので、いつも月曜日の朝5:55の電車{/cars_train/}でワイマールに向かい、ワイマール中央駅からバス、または同級生の車{/cars_red/}で直接声楽科の校舎に移動し、授業を受け、夜はドイツ語の発音・表現の先生のお宅で一泊(オペラの練習や授業が多いときには2泊)して、また朝から授業やレッスンを受けて、夕方の電車でベルリンに帰るというハードな生活。

そんな中、ある日突然ベルリンの家のポストに1通の手紙が・・・・
なんとモスクワのチャイコフスキー国際コンクール事務局からでした。

「あなたは、テープ審査に合格しました。おめでとうございます。4月5日までに6月のモスクワでのチャイコフスキーコンクールに参加できるかどうかFAXでお返事ください。・・・・(以下省略)」

この第12回チャイコフスキーコンクールからコンクール参加の申し込みの際に自分の演奏テープを送らなければならないという規定になり、テープ演奏による予備審査が導入され、誰でも参加出来なくなり、ダメもとで12月末に申込書と演奏テープをモスクワに送ったのでした。
まさか本当に受かるとは思っていなかったので、驚き&喜び!

が、しかし・・・・

4月5日までに返事のFAXって???
この通知、4月6日に届いたんですけど
(ロシアの郵便事情は非常に悪いそうです。確かに、モスクワのお友達からのクリスマスカードが、投函された日の翌年の8月の暑い日に届いたことがありました(笑))

とにかく慌ててFAXしてみたのですが、返信のFAXは来ない・・・・
ふむ。
どうしましょうか???

と、そんなときに友達からのメール。
「おめでとぉ~。チャイコン出るんだね! コンクールのサイトにロシア語でさっちゃんの名前が載ってるよ。」

慌てて、そのサイトを見てみると確かに私の名前らしきものが・・・・
(ロシア語ばっかりで読めないので)
とりあえず、そのサイトをプリントアウトして、ワイマールへ。

ワイマールで声楽科の友達(ロシア人)に、手紙(英語)とロシア語のコンクールサイトのコピーを見せて解読(笑)してもらい、更に友達がモスクワのコンクール事務局に電話をかけてくれて、どうやら本当に私は出場するらしいということになり・・・・・
そのロシア人の友達+友達(ロシア人)に、猛烈に励まされ、その日からコンクールで歌うチャイコフスキーの歌曲2曲(ロシア語)とリムスキー・コルサコフのオペラ「金鶏」のシェマーハのアリア(ロシア語)の猛特訓が始まったのでした。

まずはロシア語の発音。
非常に複雑な舌の動き(?)と、ロシア人にしかわからない発音(辞書を見てもわからない)、また歌うとき独特の発音の仕方などを、ドイツ語で教えてもらうという複雑(?)な状況で、パニック!

また、音楽的な面でも独特な歌いまわしというか、濃い音楽というか、ロシアぁ~って感じ(言葉で上手く表現できなくてすみません・・・)を表現することも非常に難しく、このロシア人の友人2人に最終的に言われたことは
「ロシアの魂だぁ!冬のロシアに行け!3ヶ月でも住んでみれば少しはわかるよ。そして、ウォッカを飲めぇ~~~~」
でした。

本当に彼らは私が毎週ワイマールに行くたびに根気強く特訓をしてくれました。
いつも一緒に歌ってくれました。
感謝感謝です。
彼らがいなかったら、絶対歌えなかったと思います。

それでもまだ、「本当にコンクールに出れるのかしら?」と半信半疑だったのですが、後日再びコンクール事務局から、ベルリンのロシア大使館でヴィザを取る為の書類が送られてきた(それも、同じものが2通・・・)ので、やっと実感がわいてきました。
が、しかし、これまた問題が・・・・・

つづく。


モスクワ音楽院前のチャイコフスキー像
moskau5



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