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ソプラノ 川島幸子

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2008/02/14//Thu * 00:00
音楽留学回想記 No.10 突然の代役 

1.入試といえば・・・
2.1年生からのスタート
3.Überraschung!
4.波乱の予備進級試験
5.初めてのオーケストラとの共演 前編
6.初めてのオーケストラとの共演 後編
7.Vordiplom(進級試験)
8.白井光子&ハルトムート・ヘル マスタークラス
9.Hauptstudium(専門課程)
10.突然の代役
11.ヴェルディ・ガラコンサート
12.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(1)
13.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(2)
14.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(3)
15.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(4)
16.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(最終回)
17.初リサイタル in レバノン 
18.バーンスタイン作曲 交響曲第3番『カディッシュ』
19.オペラで王様役に挑戦!
20.モーツァルト作曲 オペラ『後宮からの誘拐』
21.ベルリン・コーミッシェオーパーでのモノローグオペラ
22.(最終回)Diplomkonzert 卒業試験コンサート


10.突然の代役
2001年 5月


ちょうど学校のオペラ公演が4週間後に迫り、毎日の授業とレッスン+オペラの練習の日々(ついでに椎間板ヘルニアの治療の為の通院も・・・・)。
かなりバタバタと忙しくしていたときに、モーツァルトの「ハ短調ミサ曲」のソプラノを歌う予定だった声楽科6年のSが病気で、その代役の話が突然なぜか私のところにきて、それもそのコンサートは6日後とのこと。
勿論、曲は知っているけれど、歌ったことがなかったので、とりあえず1日で譜読みをして次の日に指揮者と合わせをしてみて歌えそうだったら引き受けるということになり・・・・

授業を終えて家に帰り、急いで譜読み開始。
まずはアリア。
大好きなアリア“Et incarnatus est”なのですが、聴くのと歌うのでは大違い。{/ase/}
もぉ大変。でも素敵なアリアで感動{/hearts_pink/}

しかし譜読みしなきゃいけないのはアリアだけではなくて
-ソプラノⅡとの2重唱
-3重唱
-4重唱
-部分ソロ
と、沢山あるのです。

譜読みは続く・・・・・


翌日、かなりお疲れモードで指揮者と初顔合わせ。
なんとか全て歌い、指揮者からOKを頂き、代役決定{/atten/}

そしてその翌日にはもうオケ合わせ。
コンサート前日に、2000年に「ダヴィデ王」(=思い出⑤思い出⑥)を歌ったワイマールのヘルダー教会でGP(通しの合わせ)。
教会で歌うソプラノのアリア“Et incarnatus est”は、格別で歌いながらその音楽と響きに感動{/hearts_pink/}{/heartss_pink/}{/heratss_blue/}
しかし、譜読みをして本番までが6日間しかなかったので、コンサートが近づくにつれて、譜読みの時には気がつかなかった難しい部分や表現が次々出てきて、自分の中でものすごい焦りや不安でいっぱいになり、緊張やプレッシャーがピークに達していて、切羽詰った状態に{/ase/}
そんな時、たまたま教会に訪れていてこのGP(通しの合わせ)を聴いていたドイツ人の見知らぬおばあさんが、私が歌い終わった後私のところに来て「素晴らしい歌声だったわ。まるで天使のようでした。ありがとう。」と声をかけてくださり、その言葉が本当に嬉しくて(涙{/namida/})勇気付けられました。
おかげで「準備期間は短かったけど、やれることはやったのだから明日は後悔のないよう思いっきり歌おう!」と前向きに思えるようになりました。

コンサート当日。
出だしはやはりかなり緊張しましたが、アリアの時には「あぁなんて素敵な曲なんでしょう」と感動しつつ、でも集中して歌うことが出来ました。
最後の4重唱が終わると急に足がガクガクして、倒れそうになりましたが、とにかく無事歌いきれたことに感謝感謝でした。
また翌週のワイマール近郊の教会でのコンサートでは、6日間+1週間あったので、初日のコンサートよりも落ち着いて歌うことが出来ました。


ふと、この思い出日記を書いていて思い出したのが、とあるピアノの教授のお言葉
どれだけ早く曲を仕上げることが出来るかではなく 
どれだけ深く曲を仕上げることが出来るかが大切


はい。がんばりまっす!


herderkirche
ワイマールのヘルダー教会でのコンサート



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