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ソプラノ 川島幸子

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2008/02/13//Wed * 00:00
音楽留学回想記 No.9 Hauptstudium(専門課程)

1.入試といえば・・・
2.1年生からのスタート
3.Überraschung!
4.波乱の予備進級試験
5.初めてのオーケストラとの共演 前編
6.初めてのオーケストラとの共演 後編
7.Vordiplom(進級試験)
8.白井光子&ハルトムート・ヘル マスタークラス
9.Hauptstudium(専門課程)
10.突然の代役
11.ヴェルディ・ガラコンサート
12.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(1)
13.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(2)
14.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(3)
15.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(4)
16.第12回チャイコフスキー国際コンクール in モスクワ(最終回)
17.初リサイタル in レバノン 
18.バーンスタイン作曲 交響曲第3番『カディッシュ』
19.オペラで王様役に挑戦!
20.モーツァルト作曲 オペラ『後宮からの誘拐』
21.ベルリン・コーミッシェオーパーでのモノローグオペラ
22.(最終回)Diplomkonzert 卒業試験コンサート


9.Hauptstudium(専門課程)
2000年 10月


2年間のGrundstudium(基礎課程)を終え、Vordiplom(進級試験)を無事合格し、いよいよHauptstudium(専門課程)が始まった。
私が進んだGesang/Musiktheater(オペラコース)は4年間(8ゼメスター)あり、声楽科を卒業(Diplom修得)するまでにGrundstudiumの2年間を足すと、合計6年間勉強することになるのです。

<Hauptstudiumからの授業内容>

■個人レッスン■

◆Hauptfach
週2時間の声楽レッスン。

◆Partienstudium
オペラのアリアや重唱など自分が勉強しているオペラの役のパートをコレペティトゥーアの先生と勉強する。
また卒業までに学校でのオペラ公演、または学校以外でオペラに出演したものも含み、大きな役2つ、中ぐらいの役4つ、小さい役2つ、計8つの役を歌い演じなければならない。もし卒業までに出演したオペラでは足りない場合は、自分で選んだオペラの役を一役全部暗譜し、試験を受けなければならない。

◆Liedstudium
歌曲を専門としているピアニストの先生の歌曲のレッスン。

◆Liedgestaltung
この授業は本来ピアニストの為の歌曲伴奏のレッスンですが、私はオットとリートデュオとしてレッスンを受けていました。

◆Sprecherziehung
ドイツ語の発音&表現のレッスン。

◆Szenenstudium
演出家の先生にオペラのワンシーンに演出をつけてもらい、コレペティの先生のピアノ伴奏で歌と演技のオペラのレッスン。重唱やアンサンブルをやる場合はパートナーを見つけて一緒にレッスンを受ける。

◆Dialogstudium
現役の役者の先生と主にドイツ語のお芝居のレッスン。パートナーが必要なお芝居のときは、自分で見つけて一緒にレッスンを受ける。


■グループレッスン■

◆Ensemblestudium
オペラの重唱やオラトリオなど、アンサンブルのレッスン。

◆Tanzen
Grundstudiumに引き続き、ダンスのレッスン。

◆Fechten
なぜかGrundstudiumに引き続き2学期間(1年)フェンシングの授業がありました。

◆Italienisch, Spezialkurs
イタリア語の授業。イタリアオペラのレチタティーヴォやアリアなど応用編。

◆Musikanalyse
アナリーゼの授業。


ほとんどの科目は卒業までに試験があり、そして声楽科6年の最後にはDiplomkonzert(卒業試験コンサート)をしなければなりません。
このDiplomkonzertでは、自分で学校のホールを予約し、その日に声楽科の先生たちを招待し(一般のお客様も来ます)、一晩のリサイタルを開催します。

そのDiplomkonzertのプログラムが本当に大変なんです。
-歌曲12曲(4曲は現代曲)
-アリア6曲(1曲は現代曲)
これだけを一晩のリサイタルで歌います。

「私はこんな沢山の授業と試験をクリアして、そしてDiplomkonzert(卒業試験コンサート)をやり遂げることが出来るのだろうか???」と、本気で悩みました。

それに最悪なことに3年生になってすぐに変な腰痛に悩まされるようになり、ついに歩くのも辛くなり、病院に行くと・・・・
「椎間板ヘルニアです。」
と、告げられたのでした。
何が原因なのかはわかりませんが、私の勝手な推測なんですがヨーロッパの石畳をヒールのある靴で歩いていたのが悪かったのではないか?と思うのですが、全て後の祭り。毎日病院通いとなってしまいました。
謎のベットに寝かされて足と腰を引っ張られたり、あたたかい湯たんぽのようなものを腰に巻いて布団に包まれて暖められたり、バランスボールに乗って体操させられたり、いろんなことをさせられましたが全然よくならず・・・・

腰は痛いが、レッスンや授業は休めず、学校のオペラ公演にも参加していたので、その練習を休むと他の人に迷惑がかかると思い、注射を打って練習に出たときもありました(いやぁ、辛かったなぁ)。

こうして、苦難(?)のHauptstudiumが始まったわけです。


(結局、イタリアに留学していた友人から教えてもらった「一人で出来る整体体操」という本の体操のお陰で随分よくなり、今ではまったく痛みもなく問題なくすごせています。)


WEstudenten
私の同級生たち(私がこの写真を撮ったので私は写っていませんが・・・・)


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