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ソプラノ 川島幸子

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2008/12/21//Sun * 00:00
2008年歌い納め

私にとって2008年の歌い納めとなるコンサートが無事おわりました!
ferne

12月18日(木)

翌日のコンサートの為のGP(最終通し稽古・ゲネラルプローベ)が17時、なので16時に今回のコンサート会場となる巨大なWerkstatt(アトリエ・工房)へ。

このコンサートは、この巨大なWerkstatt(アトリエ・工房)内が大きく5つの部屋に分かれていて、各部屋ごとにテーマがあり、そのテーマに沿った音楽(オペラのアリアや重唱)が選ばれ、テーマと音楽に合う舞台装置をベルリン芸大・建築学科の学生が製作し、そこでベルリン芸大の教授でオペラの演出家で友人のダグニーが演出し、歌手がオペラアリアや重唱を歌うという、大掛かりな企画。

今回私が歌うのは、
◆ドリーブ作曲:オペラ"ラクメ"より
- ラクメのアリア “若いインド娘はどこへ(鐘の歌)”
(インドがテーマの部屋)
◆モーツァルト作曲:オペラ"後宮からの誘拐"より
- コンスタンツェのアリア “私は恋をして幸せでした”
(トルコがテーマの部屋)

インドがテーマの部屋では、私以外にもドイツ人ソプラノ=ノラと、フランス人メゾソプラノ=アメリーが、同じくドリーブ作曲:オペラ"ラクメ"より“花の二重唱”を歌うので、3人でプローベの順番が来るのを待っていたのですが、待てど暮らせどぜんぜんプローベが始まらない・・・・
それもそのはず、なんとまだぜんぜん舞台装置が出来上がっておらず、必死で作っている最中。
間に合うのか、明日までに???

結局まったくプローべ出来ず。
なので、明日のコンサートはビデオカメラで録画するので、明日のコンサートでうまく撮れなかったときのために録音だけ今日しておくからと突然言われ・・・
そんなの聞いてないよぉ。

めちゃくちゃ寒い中(広すぎて暖房がほとんどきいてない)、コートとマフラー姿でいきなり録音開始。
いきなり超高音でコロラトゥーラ満載のラクメのアリアを歌い、すぐに続いてこれまた高音+コロラトゥーラのコンスタンツェのアリア。
この冷たい空気の中で急に歌ったのが悪かったのか、夜中つばを飲み込むとノドが痛い・・・・
ここまで元気にコンサートをこなしてきたのになんでぇ~~~
よりによって、こんなアリアを歌うときにぃ~~~
とにかくノドが悪化しないように、夜中に香港のノド用シロップ『京都 念慈菴 蜜煉川貝枇杷膏』を熱いお湯で割って飲み、温かくして寝ました。


12月19日(金)

やっぱりまだ、つばを飲み込んだり、ものを食べるとノドが痛い・・・
咽頭炎だぁ。赤くなってるぅ・・・・
ひたすら香港のノド用シロップお湯割りを飲みまくる。

16時、GP(最終通し稽古・ゲネラルプローベ)。
19時半開演だというのに、まだ舞台装置が完成していない・・・・
とりあえず立ち位置などを確認し、段取りの説明をうけ、アリアの最初だけちょっと歌ってGP終了。
一度も舞台装置を試すことなくいきなり本番で歌わなければならない・・・
もぉしら~~ん。

19時半、開演。
インドがテーマの舞台装置はプログラムの3番目。
1番目の韓国がテーマの部屋での演奏が終わったところで、スタンバイの為にインドがテーマの部屋に移動。
2重になった巨大な灯篭のような舞台装置の真ん中で待つこと30分以上・・・・
体が冷え切り、最悪。
やっと外側の灯篭の中にいる2人(ドイツ人+フランス人)のデュエットが始まり、灯篭がゆっくり上がっていく予定だが一向に上がらず・・・・
デュエット後半、やっと上がりだしたと思ったら、
『がちゃ~~ん ばぁ~~ん ばん ぼん』
と、すごい音。
「この巨大灯篭が崩れてくるのでは!」と、恐ろしくなり、急に足が震えだし・・・・
もう歌どころじゃなくなって、パニック!
でも灯篭のなかなので、どうにも出来ず。
結局、デュエット終了後も外側の灯篭は全部上がりきってなかった様子。

ついに、私の出番。
このラクメのアリアの最初は無伴奏で一人でカデンツァを歌うのですが、カデンツァの中盤が過ぎても、ぜんぜん灯篭が上がらない。
でもこの灯篭が壊れるくらいなら、このまま灯篭があがらずに、灯篭の中だけで歌ってアリアの最後までお客様に私の姿が見えないまま終わったほうがましだわと思ってたら、ぎぃぎぃ灯篭が上がってきて、カデンツァが終わるころには完全に上がり、私が登場(爆)。
先ほどの恐怖とノドの痛み、それに寒さでなぜか妙にハイテンションで歌いまくり、アリア最後のE'''を13小節のばしきり、ラクメ終了。

しかし休むまもなく、頭が高音でピヨったまんま、急いでトルコがテーマ場所へ移動。
今度はものすご~~~い高い場所で歌わなければならないのです。
怖すぎる、高すぎる。高いのは声だけでいいです。
それにさっき、ラクメを歌ったばっかりなのに、ただちにコンスタンツェをうたうなんて、無茶です。
それでもなんとか歌いきり、コンスタンツェ終了。

あぁ、大変な1日だった・・・・


12月21日(日)

昨日は一日家で安静にしていたので、ノドの痛みも少しマシになった気がする(?)。

今日は新ベルリン交響楽団とのクリスマスコンサートの6回目=最終公演。
17時半に会場へ。
ドレスに着替えて、メイクアップ、少し声だしして、香港のノド用シロップのお湯割りを飲み、あがらないおまじない。

19時開演。
今日はベルリン在住のピアニストで友人の高橋礼恵ちゃんが、コンサートを聴きにきてくれました。

ノドの痛みをかかえての演奏でしたが、いつもと変わらない声の響きで歌えたようで、聴いていた人は、私がノドの痛みがあるなんてぜんぜんわからなかったと言っていたので、ほっとしました。

これで2008年歌い納めです。
なんとか無事今年最後のコンサートを歌い終えて本当にほっとしました。



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